◆純喫茶ヒッピー◆

昭和喫茶の放浪ブログ。NIPPON COFFEE SHOP TOUR

使う気にならなかった、愛しの金券。~駒鳥食堂

 

 

 

(再編集の記事です)

 

旭川という街は、ラーメン屋は有名だけど、思いのほか『大衆食堂』が多く現存しているところで、

ぼくが住んでいた頃に順々に利用していた主な店をあげると・・・


日の出食堂

駒鳥食堂
ニューホームラン
そね食堂
ふじ
優鳳
さくら亭
たけや食堂
龍宝
里宝亭美登利
三幸食堂
すず

おざわ食堂
銀嶺食堂
味久食堂
四條食堂

 

・・・という顔ぶれ。

 

その中でも特に気に入っていたのが駒鳥食堂で、近所に東税務署こそあるものの、

はっきり言って街の中心部からずいぶんと離れている場所にあった。

 

『駒鳥』という屋号も可愛いし、外観も素敵だ。

さらにメニューにどこか儚さのようなものを感じていた。

なぜ儚さを感じるのかというと、刺身系や魚のメニューがなく、ラーメンか揚げ物が主体だったからかもしれない。

これは勝手に想像していたことなので失礼だろうけど、この店はかなり高齢の湯沢さん夫婦が営んでおり、

近くにはスーパーマーケットもないので、冷凍したり日持ちできる食材のみメニューにしているんだろうなと思っていた。

それでもここが好きだった。

カラフルな厚紙に手書きした「お品書き」と「金券」の存在に惹かれていたからだ。

 

金券は、つまり次回の割引券なのだが、これも一つ一つ手作りされていて、

営業が終わった後に地道に作っている姿を想像すると愛おしささえ感じるのだ。

とても次回の会計を安くするために使う気持ちにはなれなかった。

そうこうしているうちに駒鳥は廃業した。

宝物として部屋に置いてあるたくさんの金券を眺めるたびに、この食堂のことを思い出さずにはいられない。

 

 

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この隅の席がぼくの定位置で、床がゆがんでいたため座っていてもすぐガタッと

傾いた。

ただ冬になると旭川は非常に寒いので、ストーブ横は暖かかった。

 

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ご夫婦はどうされていますか・・・。元気ならいいな。

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今より少し若かったぼくは、この光景が大好きだった。

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駒鳥さん。幸せな時間を与えてくれてありがとうございます。