数え切れないほどの喫茶店の放浪をして、「こりゃ旨いや・・・」と思わずうなった喫茶店を八つだけ紹介します。
◆珈琲専科 レーベン
※ここに掲載後、閉店を確認しました
北海道旭川市。
真っ赤なカップで飲むダッチコーヒーは、熟成されたワインのような香り。
コーヒーを飲んで驚いて目がまん丸になったのは初めての経験だった。
現在、もともとのマスターは高齢のためあまり店に来ないが、味はちゃんと引き継がれている。
30年以上エージングされた豆もたくさん在庫している。
◆ビーブラウン
北海道旭川市。
ここで以前『カルモシモサカ』という豆のコーヒーを飲んで本当に病みつきになった。
そのブラジルの農場はやめてしまって既に飲むことはできないが、ビーブラウンのコーヒーはしっかりおいしい。
そしてもうひとつ、「ビーブラウンカレー」は極上。
◆コーヒー 貞廣
北海道砂川市。
独自の焙煎で「非常に香ばしい」コーヒーを淹れる店。
90歳になってもなお焙煎を研究していたマスターは残念ながら亡くなってしまったが、ママさんが味を引き継いでいる。
◆珈琲専科 パイン館
※ここに掲載後、閉店を確認しました
北海道札幌市。
ストレートコーヒーも、アイリッシュコーヒーなどアレンジコーヒーも
何を頼んでもぶれなく旨かった。
◆CAFE DE ランブル
東京都銀座。
1948年創業。関口一郎氏が作り上げた究極のコーヒー。
あの香は店を出たあとでも、何時間も口内に残っていた。
◆コーヒーショップ 伊吹
大阪市。
狭い室内と小さなテーブル&チェア。
灰皿はなく床にタバコをおとす。
濃く、ガツンとくる味だった。
◆珈琲アロー
熊本市。
超浅煎りのコーヒーを飲める貴重な店。
カップの底が見えるほど透明度は高いが、しっかりとした味で度肝を抜かれた。
◆カフェ モンク
広島市。
気温などの成長背景、地域の文化的背景など、珈琲豆の複雑な成り立ちにまで配慮し、コーヒー豆が「なりたい」と思うコーヒーを淹れている。絶品。


