夜に阿寒湖畔に到着。
宿代もないんでテント張ります。
ここは阿寒湖畔キャンプ場、さっき電話で予約しておいたところ。
もう係員は帰ってるけど、どんどんテント張る人が来てけっこうな賑わい。
支払いがとても緩くて、ぼくはちゃんと翌日払ったけどきっとこれ払わないで朝帰る人いそうな感じ。ちなみにオレンジ色のがヒッピーテント。テーブル置いて晩飯っっと。

静まり返ったアイヌコタン(アイヌ集落)の、ゲート上にはコタン・コロ・カムイ(森の守り神=シマフクロウ)の大きな木彫り。何度見てもこれは迫力あるな。

民芸品店はほぼすべて閉店の時間

ポロンノなど知り合いの店もいくつかあるけど、シギ子の店も閉まってた。
翌日自宅にも行ったけどいなかった。元気だといいけど。

今日はもう寝るだけという雰囲気なので、風呂へ。
阿寒湖畔ではここが一番銭湯っぽくて好き(看板にも温泉銭湯って書いてますね(^^;)。



羅臼町のタペストリーだ

テントをたたんで、昨夜静まり返っていたアイヌコタンを散歩。
あ、アト゜イ(トに゜の文字でアイヌ語発音で読める)さんの喫茶、宇宙人だ。初めて来たのは20年ちょっと前だったっけ?
でもいまはカレー屋をやってて喫茶宇宙人は入れない。
喫茶「宇宙」なら日本のどこかにありそうだけど「宇宙人」はここだけじゃないかなぁ。違う?
なんせアト゜イさんは貴重な存在だから興味ある人はお調べください。

「中にいっぱい木彫りがXXXXXありますよ」
この雰囲気が良いのだ

阿寒湖を「あかん子」と書くとは。ヘルメットに鹿のツノだし。

熊目撃情報が生々しい

「たいら」さんの雰囲気好きだなぁ(^^)/

阿寒湖には木造住宅がたくさん残ってるよ

廃業している喫茶店

家屋がくっつきながら建ってる。くっつきハウスだね。

この民芸品店の雰囲気に惹かれた




ムックリはアイヌの竹製の楽器。同じ原理の楽器「口琴」はアジアを中心に世界に広く存在しているんだけど、この店にはハンガリーの作家ゾルタンシラギさんの作品3こ(ルネッサンス、チャンセラー、スタンダード)と、パキスタン製の2こがあった。
写ってる竹のムックリは、紐式ではないのでアイヌ本来のものではなく、フィリピンのクンビンをモデルに釧路で作られたものです。

さらにこの日、いまだにサビタ(ノリウツギ)でムックリを作り続けているおじいちゃんと遭遇。頑固でいいねー。でもね、たしかにこの辺はノリウツギ、多めに生えてる。

さて休憩。喫茶モカさんへ。花綺麗だねー

入口のショーケースにはドールがたくさんならんでる。
日本の物だけじゃなくいろいろ集めてるんじゃない?



窓も入口もオシャレ

カウンター

わーい、やはりアイヌっぽい内装



おしまい