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イギリスのパフォーマンス集団「ロワイヤル ド リュクス」。

近年、こんなに驚かされ感動する魔法をかけられたDVDを見た経験はありません。

先月購入したDVD『巨人の神話』『スルタンの象と少女』には夢の中の出来事のような光景が収められています。

ロワイヤル ド リュクスは30年以上のキャリアを持つ劇団。

彼らが操る身長15mほどの巨大な操り人形(マリオネットマシーン)が立ち上がり、フランスの市街地やアフリカ カメルーンの村で演技をする。寝たり、食事をしたり、おしっこをしたり、歩くパフォーマンス。

マリオネットの中身はきっと最新マシーンだと思いますが、全体的に木製で非常にアナログを感じます。
目の表情も生きている人のよう。

パフォーマンスはストーリーに沿って何日もかけて展開されていきます。

まずは、朝、路上に突然大きなロケットが着陸していたり、道路わきに駐車している車たちに巨大な縫い針が貫通していたり、「前兆」の仕掛けで道行く人を驚嘆させる。

次の展開は、その物語に沿って、巨人の男、少女、アフリカの巨大少年、象、キリンなどが登場。

街の人々は巨人たちを口をあんぐりさせて見上げ、心を奪われ、夜間寝息をたてて野外で寝ている人形たちにすっかり感情移入。

このDVDは、巨人たちや巨大象・キリンもさることながら、ショーを見た街の人々の素晴らしいコメントも大きな魅力。

私もこのショーを死ぬまでに見たいと思いますが、とりあえずこのDVDは必見です。