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今日は、喫茶『声』へ。
 
 
 
褪せたひさし。
洒落た字体の「声」の文字の並びが嬉しい。
今ではあまりみかけないクリアオレンジのガラスドア。
 
 
 
1964年からこの店をやっている店主の猪狩さんは、『人間は声をださないと駄目』という人だからととっても快活。
店名も、「声をかけて商売していれば儲からなくても細々とでもやっていける」と易者さんにつけてもらったそうだ。
 
 
 
『わたしも、この建物も、もうそんなにもたないよ』と笑い飛ばすから会話していて気持ちがいい。
 
でも現実に、この建物は相当な年代物。
 
鉄骨もつぎはぎだよ、とめくって見せてくれた。
 
建物の所有者が、ここはもう危ないと判断したらそれはもう仕方ないから店はできないでしょうしね、とつぶやく。
 
 
 
この店は一見、コーヒーのみの純喫茶にも見えるが実は自慢の料理が多彩。
 
昭和39年からずっと人気のナポリタンスパゲティ。
 
そして最初の頃は同じ建物でラーメン屋もやっていた(ラーメン屋をやめてからはすべて喫茶スペースに変更)から、いまでもラーメンがうまい。
チャーハンだってある。そして価格も札幌ど真ん中(南1西9)としてはとても良心的。
 
 
 
 
喫茶店が好きな人は、ここは絶対にはずせない名店。
 
あと10年、あり続けてほしい・・・と思ったが、行ったことのない人はできるだけ早くオレンジのドアを開けたほうが良いかもしれない。
 
 
 
 
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