『ラジオの製作』は、1954年から99年の45年間にわたりラジオ製作の専門誌として人気を博した電波新聞社の月刊誌。
 
 
 
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画像は1979年の2月号。
BCL情報に飢えていた私に父が買ってくれたものです。
ほんとは『短波』というBCLユーザー向けの雑誌があったんだけどなぜかこれを買ってきた。たしかに表紙には、海外日本語局のベリカードを集めようという特集が書かれていますのでそんなに外れてはいなかったような・・・ちょっとずれていたような・・・・。
 
 
もともとこの本は、名前のとおりの本で、ラジオやオーディオの自作をガイドするもの。回路図とか電機理論とか結構マニアな内容で、付録に国家試験受験申請書などがついてたりしてましたが、これが実質初めての手にしたラジオ関連の本のため、興奮して穴があくほど勉強もせず読みました。ちんぷんかんぷんなページもあったけどさ。自分にとって記念碑的な一冊です。
 
ずいぶんと大人向けに思える内容だったけど、巻末の「読者の声」に投稿している人たちの年齢をみると10-15才だから、自分と変わんない人たちが読んでたんだなぁ。
みんなすげー。
 
 
<読者の声>
 
●深夜放送とトシちやんの好きな女の子でーす! ずっとひまのある男の子チャン、こんな私にお手紙をちょうだいませ。あてにしないでまってます
(長野県 14才  名前と住所はブログには載せません)
 
●BCLクラブを結成しました 50円切手1枚同封の上連絡ください  どんどんお願いします (福岡県 13才)
 
●全国のマイコンに興味をもっている諸君、私とマイコンについての資料交換をしませんか  機械語を勉強中でーーす
(静岡県 17才)
 
●声の文通をしてくださるかた、なんでも話しあいましょう  カセット待ってます。よろしく  (千葉県 14才)
 
●中一のあなたボクとテーフで声の交換しませんか