「札幌の台所」と呼ばれる二条市場は、北海道を代表する市場で、新鮮な北海道の海の幸を求めに訪ねる観光客の姿も非常に多い。
正式には「札幌二条魚町商業協同組合」。
市場の上部にはアーケードが造られている部分もあり、電球や漁業用の海色をしたガラス浮玉が数多く飾られて雰囲気も抜群。
ただ、狸小路一丁目とは創成川と道路を挟んだ立地になっており、個人的には双方を連結し、二条市場が「狸小路ゼロ丁目」になれば双方の人の往来もさらに向上するのでは、と思う。
二条市場は、明治時代からの歴史があり、石狩浜でとれた海産物をこの地で販売した13の商店がルーツといわれ(「十三組合」)、「二条魚町」が形成され、現在の二条市場という名称になっている。
現在は、海産物以外の食品を扱う「新二条市場」や、新鮮な素材を活かした飲食外「のれん横丁」もできているので、二条市場をしばらく訪れていない人にもおすすめ。
狸小路一丁目から見た二条市場と新二条市場