これは1975年くらいに自分で撮影した写真。
一番好きな「夢の車」はトヨタ2000GTとコスモスポーツだったが、
子供ながらに「大人になれば買えるかも知れん」と考えていたセリカ2000GTリフトバックは、近所に停車している現実的なスーパーカーだった(買えなかったけど)。
撮影場所は自宅アパートのすぐ近く。
今見ても全身かっこいい。
丸い4灯ライト、流れるボディライン、縦に配置されたリアのテールランプ。
この時代のセリカにはほかに排気量1600ccのクーペシリーズもあったが、この「セリカ」っつう言葉の響きだけでもすでに酔いしれていた気がする(天や神を意味するスペイン語らしい)。
発売された当時のキャッチコピーは「未来の国からやってきたセリカ」。
衝撃的にデビューしたトヨタの高級スポーツカーです。
そしてこの写真。
右下に、当時颯爽と乗っていたフラッシャー 自転車、丸石のジャンプ5の後部が写っている!
小学生のガキが(自分)でかいカメラを首からぶら下げてこれに乗りながら撮影に来たんだな。
当時乗っていたジャンプ5が写っている写真はこの一枚だけ。
そういう意味でも貴重な一枚なのだ(自分にとってだけ)。