
東京都文京区本郷6丁目18-11
(引き続き、震災前の今年2月下旬の訪問記です)


東大赤門近くにある、東京滞在中に幾度か寄った心地よい喫茶。
薄紫のオールガラスのドアを開けるとスポンジの入ったビニール壁紙やピンク電話、レジスター、花などが目に入り、ティールームが続いている。


チェアは青と緑のシートのものが交互に並んでいて視覚的に楽しい。
このチェアは鉄脚の重たい頑丈そうなものだったが、座面は何度か張替ている。新品を買った方が安く済むし職人が減ってきているらしい。


壁にはちょっとした棚が続いており、さまざまな小物が並んでいるが、すべてが店のものというわけではないようだ。
「(常連の) 先生方 (東大の教授や作家) が自分の飴入れなどを使いやすい場所に置いて行かれてるんです」とのこと。なんか、いいな。

ちなみに照明器具に貼ってあるサカナのような紫色のプラ板は近くで見ると形がそろっていない。手づくり。

一階の奥の席にはこのような魅力的なスペースもある。
細工の素晴らしい人形はかなりの年代物。

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