イメージ 1   喫茶
 ひよこ
   東京都中央区築地2丁目10-2

 
 
「ひよこ、行きますか?」と声をかけていただいた。
 
もちろん行きたいけれど、名前はひよこ。
 
北海道在住の私にとって「東京+ひよこ」とくれば、東京みやげのお菓子「ひよこ」をイメージしてしまうが。
「喫茶ひよこ」になんとなく向かいつつ、見知らぬ町並みをぶらぶら歩く。
こういう時間、あるいは旅、は自分の最も好きな時間のひとつ。
 
10代の頃、体力がありあまる私は、日本国内徒歩縦断とか、とにかく歩く、という旅を毎年続けた。観光地や町並みをあまり楽しまず、一日70kmとかひたすら限界まで歩き続け、体力がゼロになった時点で道端で崩れるように寝る日が続いた。
 
20代になってから、自動車の運転を覚えた私は、旅行といえば観光旅行が中心となった。観光は、歴史的なケンゾウブツや素晴らしい風景などそれはそれで楽しいものだったのだが、人が集まるところにわざわざ行くということ、ガイドブックに掲載されている風景を改めて確認に向かうような予定調和的な旅に疑問も感じた。
 
30代になってからは日本の外を歩く機会が増えた。
これは素晴らしかった。
 
40代のいまは、ガイコクに加え、国内を改めてゆっくりと見てみたいと感じている。
未訪問の市町村ならとにかく最高だ。知らない商店街、喫茶店、風景にはわくわくする。
 
 
イチバエリアから外れた築地の町並みも、楽しかった。
 
 
 
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やがて、「ひよこ」に到着。
角地にあり、昔の喫茶店らしく公衆電話もある。
すぐ近所には「キッチン カミヤマ」や「MAP」という良さそうな喫茶店があった。
 
さて、ひよこでは商談をしているサラリーマンなどを含めなかなか客が多い。
店内の壁には、「ひよこ」という可愛らしい名前に反してハンニャの面が並んでいる。
そしてメニューの品々は客が首をかしげるほどに安い。コーヒーはたしか150円、写真のホットドッグは130円くらいではなかったか。しかもアツアツ!なホットドッグは毎日食べたいほどシンプルでおいしいなー。
店主の夫婦の謙虚さが印象的なキッサでした。
 
 
 
 
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コーヒーゼリーとホットドッグ。
ゼリーのミルクは私がかけたのでなんか情けない感じになっているが。
 
 
 
 
 
 
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わざとナナメな看板か?