純喫茶
田園
静岡県熱海市渚町12番地5号


 
 
イメージ 9
 
 
 
暗くなった熱海、田園というゆったりした名前の喫茶店に行って見るとすでに閉まっていたので、翌日にまた行ってみた。
1959年に創業した熱海の喫茶。
田園という名の喫茶は、関連性はないだろうと思うがこの時代前後に各地に作られた。
 
 
 
熱海の田園の最大の特徴は、広い床面積の店舗ではないものの、その豪華さ。
豪華といってもキンピカな感じではなく、むしろ落ち着いている。
たとえば店内に入ったとき、床を歩く靴の感触がいつもの喫茶店のそれと違う。硬いのだ。よく見ると天然大理石。これは相当すごい。
だから二代目経営者のご夫婦にお話を伺っていたとき、思わず「お金かかってますね・・・」と言ってしまった。
あと、鯉が泳いでいる池と、人型に見えた白いオブジェ。
店内にこんな設備がある喫茶は珍しい。
天井はロココな装飾で縁取られる。
チェアには葡萄の行灯パネルが付属する。
このパネルは訪問時は光っていなかったが、内側の照明器具で紫に光るそうだ。
 
 
 
現在は一階のみの営業となってるが、熱海の最盛期には地階と二階のフロアも活気があったとのこと。
帰り際、店舗入り口付近に咲く、面白い形の赤い花を見ていると、ご夫婦は外に出て説明してくれた後見送ってくれた。
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
イメージ 16
 
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
 
 
イメージ 11
 
 
 
 
 
 
イメージ 15
 
 
 
 
 
 
イメージ 12
 
 
 
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
 
 
イメージ 14
 
 
 
 
 
イメージ 2
 

 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
イメージ 17