modern jazz stereophonic tea room
ゆしま
静岡県熱海市中央町5番9号


 
 
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熱海のジャズ喫茶。
 
ジャズ喫茶には学生の頃から各所に少々通ったが、この店は「古くて狭くてごちゃっとしていて」・・・自分の求める「ジャズ喫茶」の理想に一番近いものだった。
店内はごちゃっと混沌としてはいるが、しかし随所に非常にセンスの良さがある。
開店から50年も経つ店とは思えぬような小粋な仕掛けが見えており、ちょっと不思議に思った。
 
 
この喫茶の何よりの魅力はお年を召したママ。
喫茶のママさんてのは、どなたも魅力的だが、人柄もファッションもこんなに魅力的な人は私の行動範囲ではなかなかお目にかかれない。
東京の「ネルケン」のママ、札幌の「声」や釧路のあの店のママ、築地のマコのママ、数えるほど。
そしてママのお話を聞いていると都内で働く息子さんの存在も大きいようだ。
人の顔をイメージしたらしいドアも彼の手によるものらしい。
なるほど、これでちょっとした疑問が解けた。
 
窓に手書きされたmodern jazz stereophonic tea roomという黒い文字。
『e』という文字だけを見ても変化が楽しかったり、小粋な仕掛けたちは息子さんの手によるものなのだろう。
 
 
実は営業時間内に店に行ったところ、ジャズ喫茶なのにまったく静かだった。
営業時間外かと思ったが、たまたまカウンター周辺に積み上げられた品々をママが片づけている最中。
ごめんねと手早くカウンターの上をすっきりしてくれて音楽の準備をしたかと思うと、天井のJBLから勢いよくジャズが噴き出した。
 
 
 
 
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