◆純喫茶ヒッピー◆

昭和喫茶の放浪ブログ。NIPPON COFFEE SHOP TOUR

ジテンシャヒーローズ~1★フラッシャー自転車のミニチュア

今回は女子諸君にはほとんど興味のない内容か。今回はいいものをいただきました。
 
昭和40~50年代に男子小学生たちに大流行したジュニアスポーツ自転車。
ウインカー(フラッシャー)付き自転車。
またその話。
 
 
 
当時の価格で6万円前後、現在だと15万円くらい。
走行中の右左折ではセミドロップハンドルにあるスイッチ操作で車体前後の
赤やオレンジのプラスチックで出来たウインカーを音とともに光を流し、周囲の車に知らせる。
街のヒーロー気分。
 
車種によってはラジオや速度計を付けて、泥除けやバックミラーにも凝った。
 
車体は当然重くなり、小学生には取り扱いはきつかったが、
とにかく自分がヒーローになるためにはマストアイテムだから、
たとえ買えなくても憧れて、商店街の自転車屋のオヤジに睨まれながら、眺めに行った。
 
 
変速機は5段が主流。
5段以上はスピードが出て危険だという保護者や学校のPTAの意見があり、メーカーはそれ以上をなかなか装備しなかった。
でも残念ながら、重装備のため重たい車体はスーパーカー的な見た目ほどスピードは出なかったような気がする。
 
 
でもとにかく、男子小学生にジュニアスポーツ自転車は必要だった。
女子たちがピンクレディの振りを覚えている最中、オレたちはセミドロップハンドル
を握りペダルを漕いで草野球の公園や駄菓子屋に向かった。
 
 
自分は、小2~3まで標準的な形の青い自転車に乗っていたが、野球の帰りに交差点で車にガッツンと弾き飛ばされ、怪我ないのに幸運にも廃車。
サラリーマンのドライバーと病院と自転車屋に行き、いつも羨望のまなざしで見ていた丸石自転車のジャンプ5とニシムラのケーキセットを買ってもらった。
オレは野球のセットやトランシーバーを持って毎日ペダルを漕いだ。
 
 
時は流れ、少年たちの自慢の自転車は、すたれていく。
公園で車体が倒れてたりして、肝心のウインカーが割れたりサビでみすぼらしくなっていったからだ。周囲の友達はほとんど修理までせず、割れたまま乗っていた。
 
小学校をまもなく卒業という頃、ついに転校となってしまい、自慢のジャンプ5はたぶんその時廃棄された。
新しい町にはフジサイクルがあり、ここのオヤジははげ頭にぎょろっとした目でとても怖かったが、すごく美しい緑色にメタリック塗装された自転車を買ってもらった。
後ろのウインカーは小さくなっていたが、フロントライトは大きく、今思うと最高にカッコいい。12段変速。
 
やがて自転車界に衝撃がやってくる。
中学の頃、ミヤタというメーカーからロードマンが発売になったのだ。
その姿はいままでカッコいいといわれていたウルトラ警備隊的な重装備ではなく、無駄なパーツをとことん排除した非常にスッキリとしたデザイン。あぁ、これがほんとのスポーツ車だ、今までは何だったのかと急に思わされた。
オレはミヤタのロードマンの対抗馬とした発売されたブリジストンのカリフォルニアロードを購入。アルミのタイヤカバーさえ取り払った超シンプルな車体。18段変速だったか?(曖昧)。
町を走って信号で止まっていると、見知らぬおばちゃんに声をかけられた。
「ぼく、すごくかっこいい自転車乗っているね!」
謙遜しながらも心の中ではガッポーズ。
 
 
ここまでが自分の自転車の熱い時代だ。
この後、『ママチャリ』というものが大量に出回ったり、マウンテンバイクが登場したりしたが、自分の興味は向かなかった。
中学になるとラジカセやBCL、音楽に熱中してたから。
 
 
 
以下は、ジテンシャヒーローズというジュニアスポーツ自転車の模型。
車輪やチェーンがステンレスで製作されたけっこう忠実なもの。
全長7センチと小さいが完成品のためほとんど組み立てる必要はなかった。
「またムダなものを」と言われそうだが、女子にとっては不要なものに
、男子は憧れていく生き物なのだ。
いや確かに模型の写真を撮っている自分はちょっと子供すぎやしないかと思ったが。
 
 
 
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