◆純喫茶ヒッピー◆

昭和喫茶の放浪ブログ。NIPPON COFFEE SHOP TOUR

珈琲屋ナカノ/大阪市

珈琲屋
ナカノ

 
 
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自分が住んでいない町は異次元ランド。
土着な喫茶で一服しながら散歩してるだけなのに、ワンダーなことが次々とやってくる。
 
 
そしてなぜだろう、食べ物だったり雑貨だったりとモノをよくいただく。
どれも話にちょっとした花がさいて、期せずして「これあげる、もらってってー」となるのだ。
夜、バッグのなかは皆さんの愛情でズッシリなんてこともある。
バッグ自体ももらったこともある。
つい先日も手ぬぐい、団子、パン、伝票冊子。
コップにミルクピッチャーにラーメン、ポッキー、写真、ボルヴィックいろはす
さらには看板、楽器、洋服かけ、本。
いと ありがたし。
わらしべ長者になれるやしれん。
でも、私もよく物をあげる人でもあるのでなれんかもしれん。
「ウチの娘をもらってくれ」といわれたこともあるがさすがにもらってこんかった。
 
 
 
 
さて今回は亀田三兄弟のお膝元、西成区天下茶屋の界隈。
 
松虫や花園を含めて、天下茶屋は好きな路地がたくさんあって居心地がいいので自分好みである。
いままでは通天閣あたりからズーラズーラと歩きながら天下茶屋まで近づき、
帰りは北天下茶屋、西天下茶屋東天下茶屋(南はないみたい)あたりの最寄駅から適当に戻っていた。
 
 
 
そんで今回は阪堺チンチン電車にちょいと揺られ、北天下茶屋駅で降りる。
この駅にはホームから直接入れる純喫茶『コーヒールンバ』があったりして驚くが、ほかにも駄菓子屋さんなど、なんとも下町な空間が広がっており、踏み切りわたってすぐの天友会(商店街)に『珈琲屋ナカノ』という喫茶もある。
前回立ち寄って大変気に入った店だ。
 
 
前回利用したときにテーブルにあった、「フライパンの形をした重たい灰皿」を思い出した。何十年も経過したようなズドンと重たい灰皿。
 
 
 
相棒とドアを開けるとすぐにテーブル席がふたつ、その奥にはカウンターがある。
前回は右側のテーブル席を一人で利用していたのだが、今回は黒い小さなチェアが並ぶカウンターへ。
カウンターには常連さんがお一人、ママと世間バナシ中
 
 
 
ここのコーヒーは最高においしい、濃いが、スッと引く切れの良いコーヒーですよ、
と常連の紳士の話にまったくそのとおりだと前回の記憶が蘇る。
ママとその紳士さんに北海道はいいところだ、鮭もシシャモも野菜もお菓子もうまいし最近は米も良い、景色も両手を大きく開きたくなるほど開放的で良いところだとほめられ、あぁ良いところに住んでいるんだなぁとちょっとうれしくなった。
 
紳士はいろいろなところに出向かれているようで、南小樽(住吉町)にある『海陽亭』で食べた本州ではなんてことないはずのニシンがとてもうまかった、昨日は栃木の山奥の川の温泉(那須?)に行ったといろいろお話くださり、温和なママさんの話とともに幸福感満点な時間を過ごすことが出来た。
 
 
 
 
ナカノは小さな喫茶だが、喫茶店のよさがギュッと詰まっている。
店のママさんは店を去りにくくなるほど魅力的だ。
そしてうまいコーヒー、使いこんだ湯沸かし用のホーロー製ティーポット、ストライプ柄のチェアや窓辺のレース、コトゴトクぐっとくる。
カウンターの端にあるガラスケースには詳しい人も驚くようなビンテージカップや人形などが並ぶ。
さらにはくだんの「フライパンの形をした重たい灰皿」。
相棒と、この灰皿はいいよねと話していると、形は違うけど時期も材質も同じものがあるから・・・とママさんがどこからか箱を出してきてくれて、差しあげますよと渡してくれた。
手に取ると、やはり、ずっしりと重たい四角い灰皿。
貴重なものでためらったものの、新聞折込のチラシでくるんでくださった。
 
 
 
前回の訪問記は下記リンクです
 
 
 
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プレゼントしてくれた四角い灰皿。小さいが真鍮なのでズドンと重たい。
 
 
【前回記事 2012.3】
【その後の記事 2014】

 
 
ナカノさんのある小道
 
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前回も気になった古い喫茶(廃業)。
ナカノの隣にはチロルという喫茶もあるがここも廃業している。
 
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