茶房やま
兵庫県姫路市古二階町 (番地失念)

 
 
 
「茶房」という表現ってあまり好まない私なのだが、ここは別だと思った。
 
茶房やまさん。
 
道端でみつけてもっとも嬉しくなる、わくわくするタイプの店はこういうところなのだ、私の場合。
 
店内はお年を召したママさんの自由気ままなレイアウト。
ママさんと私は、それぞれ別のソファでくつろぎながらずいぶん長い間テレビを楽しんだ。その間お客はこなかったが、私からの眺めは、テレビ画面と、ふたりとも組んでる足と、電子レンジ。
私のテーブルには電子レンジがある。
 
完全にゆっくりと沈没できた喫茶。よくみればカッコいいデザインの空間にある乱雑さ、って最高なのだ、私の場合だが。
現在の年令が75才をこえる方々が生活のなかで自然的に生み出す空間て、興味深い。
  
 
 
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かなりの時の経過を感じるカナモノ装飾つき壁面看板。
 
 
 
 
 
 
私の大好きな、角度つきの入り口。
 
 
 
 
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恍惚。
 
 
 
 
 
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この店を最初に始めたのは「山田さん」という人なのでこの店名になったそうだ。
現ママさんが30才のとき(昭和37年)店をついで現在に至る。
店名にあわせて、壁には富士さんなどの山の写真がたくさん貼ってある。
 
 
 
 
 
 
 
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このあと、ゆで卵を作ってくれた
 
 
 
 
 
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