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TEA ROOM 

石川県小松市飴屋町20
小松駅[正面口]から徒歩約5分  8:00~17:00  不定休

 
  
昨日の記事のとおり、小松市の夜は人が歩いておらずこちらの魅力的な喫茶「泉」さんも営業が終わっていた。
駅周辺も寂しく、「清ちゃん」っていう中華料理屋で食事をして早めに寝たのだった。
 
 
その喫茶「泉」さんは、看板には午前八時開店と案内があった。
 
清ちゃん向かいにある「アコ」って喫茶も、朝早く開店すると調理のオヤジが話してたっけ。そうか、小松の喫茶って朝が早い。
 

 
<夜の「泉」さん>
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翌朝八時ちょうど再訪。
 
前夜、芸術作品ともいえる店の看板類のセンスにぐぐぐっと魅せられ、この店だけは何泊待とうが必ず入って見たいと思っていたので、営業しているようでほっとした。
 
 
(ここからの写真は店を出たときにママさんにご案内いただきなから撮ったものです)
 
 
 
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店舗は商店街から若干奥まったところに入口があるため、そこまでの数メートルのアプローチ部分はちょっと暗い。
ショウウィンドゥの光がふわっと輝いている。
 
 
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商店街とドアの間の空間には面白い物がある。
答えを先に書くと、店主だったご主人は既に亡くなっているのだけど、喫茶店をやりながら芸術的な創作を日常的に数々生み出す方で、ロゴデザインはもちろん、店内いたるところが作品となっているのだった。
 
 
電車の信号機を再利用したオブジェと、発砲スチロールで作ったライトシェード。
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ドアにも手彫りで「IZUMI」と書いてある。
いよいよもって、「ここだけに在る、特別なもの、何か美しいもの」を感じつつ
ドアをギギッと押してみた。
店内にはお年を召した女性がひとり。
開店準備が終わり、開店したその瞬間に私が入店したようだった。
 
結局このギギッという瞬間が、これだけ好きになれる喫茶ってなかなか無いな、って思うほどに良い店に出会えた瞬間だった。 
 
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下につづく…