◆純喫茶ヒッピー◆

昭和喫茶の放浪ブログ。NIPPON COFFEE SHOP TOUR

「珈琲野郎」の閉店/北海道札幌市

(閉店) 珈琲野郎
北海道札幌市北区北11条西4丁目

 
 
私は「常連」になるのを嫌うほうなので、札幌の喫茶といえども常連になりそうな雰囲気を感じたらちょっと遠のく。常連になりすぎると煩わしさも感じたりするので。
そんなわけで札幌の喫茶はほんとうにたくさん繰り返し行ってるけど、私の顔は知っていても名前まで知っている店主はめったにいない。
こちらの珈琲野郎さんもそんな感じ。
気が向くとふらと立ち寄って、極上のコーヒーをサッと飲んで帰る。
ただ去年からはかなり頻繁に顔をだしているもんだから、ママさんには完全に認知されていて、カウンターでのよもやま話などの機会も多い。
メニューにはストロングって名前の濃いブレンドコーヒーがあるんだけど、
私が座るとママさんから「濃くね?」と訊かれ、私の好みを知っていてさらに数段濃く淹れてくれる。
 
先日、いつものようにドアを開けると見知らぬ若い店員がカウンターにいた。
一瞬ためらった。
だって私はママの入れる熟練の味と人柄が大好きで来ているのだから。この人は誰?
すると、店内にはママさんもいたので安心したのだが、しかし貼り紙にも気がついた。
1月末で閉店するお知らせ、だった。
 
この男性は次期店主になる方。
店は名前を変えて、食事やアルコールも提供するカフェバーっぽいスタイルに変わるようだ。
ママさんから作り方など教わっている。
ママは喫茶界から引退される。
 
 
ああ、それにしても私の居場所が毎年減っていく。
今後、「わらび」や「ミカド」 「チェリー」 「マーキュリー」などがもし閉店してしまったら一体どこに身を潜めたら良いのか。いや、縁起でもねぇ、考えないようにしよう。
畜生、と時代を恨みながら、珍しく「カフェロワイヤル」を頼んだ。
するとママさんから「アイリッシュのほうが絶対いいわよ」とアドバイスがあり、
アイリッシュコーヒー」をいただいた。
思ったよりけっこう酒がきつくて昼間から若干酔ってしまったが、寂しい気持ちをごまかすにはちょうど良かったかもしれない。
ママさんは閉店を知ってがっかりしている私に
いつもより多めにアルコールをいれてくれたような気がしないこともない(ただの妄想)。
お疲れ様。ご馳走様。ありがとう。お元気で。
 
 
 
 
 
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