喫茶 K
埼玉県熊谷市星川1-40
熊谷市にある喫茶「K」、かなり年季の入った外観です。
雨が降っていました。
訪問時はお客がいなくて、店の奥にはママさんがひとり。

ドアには舟の舵があしらわれています。
喫茶店の入り口に小窓があるのも珍しいですね。

小窓部分。

ドアを開けますと右の壁はタイルになっています。
ママさんによりますと、これはマスターが自作されたそうで、デザインセンスや技術、たいへんなお方だと感嘆してしまいました。びっくりこいた。
ママさんによりますと、これはマスターが自作されたそうで、デザインセンスや技術、たいへんなお方だと感嘆してしまいました。びっくりこいた。
実はこの喫茶、あらゆるところがマスター(たしか他界されていたと思いますが記憶違いでしたら大変申し訳ありません。)のセンスで仕上がっており、
その芸術家ぶりは小松市の『泉』を思い出さずにはいられません。
どちらの店も、わたし、もんのすごく、好きです。

奥は団体様用。

入って左手の壁は剥げ石。

こういう民芸チックな飾りものが、店の造りと相乗効果で、さらにうっとりクラクラしてしまうんです。たまりません。

繰り返しますが、このタイルアート、手作りなんですよ・・・

もう完璧・・・。

青いカフェテーブル・・・といいますか、この色いいですよね。形もね。

石と花。 暗と明。
八王子の喫茶『フランク』を思い出しますね。

客席の上にはアジアな雰囲気な仕上がり。
そしてこのお店の見どころのひとつですが、柱には写真のように縄がびっしり巻きつけられています。
とことん味わい深い店内なのですよ。ほんとにもう。



アイスコーヒーで談笑


店を出ると、雨の道端でねこちゃんがうろうろしていました。
喫茶Kの店内ではなるたけ静かにしていましたが、素晴らしさに胸の内では大興奮。スルメイカのように噛めば噛むほど味わい深くなる内装に感激しました。