お菓子の家福茶
JAZZを楽しむ店MUU
北海道北見市春光町2丁目155-8
私の場合、喫茶ツアーの際は知人友人に「いいとこ知らない?」と電話して聞いたり、
駅前で電話帳をざーっと眺めて、昭和なネーミングの喫茶をメモして
向かったりするのですが、電話帳で「福茶」という名前をみかけて
ちょっと気になり早速足を運んでみると、あーー素晴らしいぞな、
こんな喫茶があったとは。
北海道内では久々の痛快ヒットです。残念なのは、遠くてなかなか伺えないことです。
こちらの店は自家製ケーキ屋さん。
でもその奥には・・・なんとジャズ喫茶が。
ケーキ+ジャズ喫茶はわたし、初めてのコンビネーション。
しかもマスター(ケーキのほうと同じ方)の優しい男気が素晴らしい。喫茶好きの人にはぜひ行って欲しいなーと思います。たいへん素敵な時間を過ごせました。
北見に行く時は必ず寄りますが、ずっと記憶にも残るでしょうー。
風見鶏があるって北海道では珍しいと思います。
喫茶MUUは飼い猫ちゃんの名前。マスターは絵心あります。
このエントランスがかっこよすぎ…。
店内側
くび長ねこちゃん
いいなー
マスターはケーキ職人なので白いパティシエのユニフォーム(コック服)を
来てケーキ屋さんにいらっしゃるのですが、私が喫茶に入ったので
もちろんその格好のままカウンターでコーヒーを淹れてくれました。
硬派なジャズとパティシェのコントラスト、アンマッチさが新鮮です。
で、照明器具にもパティシェの帽子が。
熱に強い素材なのでちょうどいいようです。
マスターによる模写だそうです。うまいなー。
これもマスター作なのかなー。ねこちゃんが同じ。
マスターのジャズの魂はいまもこの店への憧れがあるようです。
陸前高田にあったジョニーというジャズ喫茶。
現在は盛岡で「Jazz&Live 開運橋のジョニー」をされているとのことです。
(陸前高田にも、震災後、前妻によりジョニーが復活しています)
マスターが聞かせてくれた伝説のレコード、『海を見ていたジョニー』。熱心なジャズファンたちが探している名盤らしく、貴重品。
そして、五木寛之の小説、『海を見ていたジョニー』。