純喫茶
旅苑
山梨県都留市上谷4丁目1-10
うわぁ・・・。
闇夜にふわっと浮かぶ「純喫茶 旅苑」の看板。
紫の妖艶な発色に脳が溶けそうになります。
「昭和スポット巡り」で見て絶対行きたいと思っていました。
看板にこれだけ酔ってしまうのは昔、室蘭の「ランプ城」発見したとき以来かもしれません。
そして、旅苑っていう店名も素晴らしく味わいがあります。
苑といえば外苑・御苑などの単語がありますが、旅苑とはどのような意味なのでしょうか。コーヒーで一服する旅人の場所という意味なら、ほんとに今の私にぴったしです。
別の看板には「ウインナーコーヒー」と表記されています。
かなりのお勧めらしく、これは素直にウインナーコーヒーを注文するしかありません。
まずは入店してみましょう・・・、私についてきてください。
ここからの写真は店を出た後に撮影したものです。
すばらしい店内に酔いしれていたため、そうとうアドレナリンでてる状態で、
撮ったこともよく覚えていませんが、その割にはいい写真かと (汗。
これみてください、まだ店のドアの手前なんですが、天井と壁面が和柄のクッション生地で装飾されています。ありえないほどかっこいいです。なんだこれ・・・。
店主さんに一刻も会いたくなります。
ここから店内です。
レジスターは新しそうですが、そのほかは昭和そのもの、とても貴重な空間です。
ウインナーコーヒーをお願いしました。
さすが、とてもおいしかった。
御夫婦に伺うともう開店50年になるそうです。
まさに熟練の味。
マスターは渋くて粋、お話も楽しく、奥さまは穏やかでとても良い御夫婦でした。
店は夜10時まで。昔はもっと遅くまで営業していたとのことですが
今でも充分遅いと思います。
お昼は畑仕事などもされているようです。