純喫茶
旅苑
山梨県都留市上谷4丁目1-10
(昨日のつづき)
カウンター。
分厚い色ガラスのペンダントライトが並びます。
もともと赤系統のガラスでしたが、いくつかは経年変化で色が抜けてしまったとのことで、
オレンジ色のように見えています。
でもこの話も店の歴史を語っているようですね。
それに・・・カウンターの壁にずらっとならぶ収納庫。
こんなの見たことありません。
緑の照明に照らされて、ため息の出る美しさです。
これはテーブル席スペースの壁面で怪しく光る照明器具です。
この旅苑の店主は、光の魔術師だと感じました。
それに、昨日も書きましたがクッションの入った和柄の天井および壁面。
美的センス、半端ないです。
カウンターとテーブル席の間仕切りには、やはり緑の光が輝いています。
かき氷の皿みたいな形だと思いましたが、やはりそのとおりでした (笑。
なるほど、ひらめきですよね。
奥にはガラスごしに個室がありますが、ここでは煙草を一服可能とのことで、わたしはまずこの部屋でゆっくり寛いでいました。
個室のなか。
ウインナーコーヒーとともに、マスターから粗品をいただきました。
「なるべくウインナーコーヒー」と書かれています。
熨斗(のし)にも書くなんて、おもわず笑ってしまいました。頼んでおいて良かった。
とてもユニークな方です。
下の写真は、場所を変えてカウンターで店主様ご夫婦とお話していたときのものです。注文したのはたしか・・・ミックス生ジュースみたいなものだったかと。濃厚でおいしかったです。
するとまた、お正月の年賀用に用意したという粗品を戴いてしまいました。
さっきのとあわせ、ふたつも恐縮でございます。
ありがとうです。
それにしても、美しく豪華、そしてユニークな純喫茶 旅苑さんに
私は虜になりました。とても感動し、喫茶旅ガラスをやっていてよかったなー、と (笑。
旅苑さんをこのブログ最後の記事にしたかったほどです。
都内からも近いのでぜひ。
山梨、今回はここ以上の店は考えられない気がして、これでさようなら。