最近、古い写真がぽろぽろと発見される私の部屋ですが、今日の一枚はこれ。
これはえーと、30年ちょっと前の明石駅です。
この夜は、喫茶巡りを終え、明石公園の公園のベンチで寝て夜を明かそうと考えながら撮った一枚です
 
 
 
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<この夜のメモ>
(淡路島にしばらく滞在した後、明石に到着した日)

 
明石公園は真っ暗や。こわい。
公園入り口の明るい所で寝ようとすると、車がブブーーっと走ってきた。
広い道だけどつぶされたら困るので、やめた。
 
その公園沿いに歩いてみる。
ちょっとした坂道で、右側に学校のような建物とグラウンドが見えた。
おーあそこにしよう。
そこで道を登っていたが・・入り口がまったくないので引き返す。
 
夜の明石公園の脇に戻ってきたけど、内心おびえていた。
ものすごい声があちこちで響いている。
怪獣のような声だ。牛のようでもある。
ひえーーー。真っ暗な公園の中に一体何が何匹いるんだ?
 
向こうから男の人が歩いてくる。
「あの、この声何ですか!?」
「ああこれねえ、食用ガエルですよ。ウシガエル。ここで寝るんなら、良かったらウチに泊まりませんか?」
 
この方はどことなく寺尾聰に似た(?)高校教師だった。
職場の人と一杯やって、帰宅の途中。
(省略)
この人も昔ヒッピー系だったらしい。
自転車やヒッチハイクで旅行をし、国内で行ってないのは島と群馬県だけ。
マンションの部屋の中には旅行、山などの本や、社会科を教えていた頃に録音したというカセッテープもぎっしり。
社会を教えていたからいろんな土地を見てくる必要もあったし、もともと旅が好きらしい。
 
水浴びをさせてもらい、部屋に戻りピールで乾杯。
いろんな話をして23:30すぎ就寝。
「自分の家だと思って気楽にね」と奥さんはもう別の部屋で横になったようだ。奥さんは小学校一年生の教師。
この「自分の家だと思って気楽にね」というセリフ、「寅さん」にもよく出てくる。思いやりのあるいい言葉だな。
 
6:30起床。
朝食をいただき、玄関の外で写真を撮った。(夫妻とは二年前2012年に再会しました)
 
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(以下、省略)