一楽旅館/広島県広島市
広島市中区西平塚町2-19
賑やかな広島の街中を歩き進むと、だんだん人波が少なくなった。
夜のためか一層ひっそりと感じるあたりにさしかかったとき、呼び止められた。
「遊んでいかなーい?」とおばあちゃんがそろそろと近づいてきた。
ドン引きしてしまったけど、立ちんぼ客引きだー。
なるほどこの辺はそういうスポットなのかと認識。
そんなことより時刻はもう夜遅く、宿を探す。
すると「一楽旅館」が住宅街のような裏路地に佇んでいます。
ドアを開け呼び鈴やっても反応なし。
でも結局的にはここを広島のネグラにできました。昭和だなぁ。
翌日旅館の人と話をしましたが、62年経過しており、元遊郭の建物が旅館になっているのでした。
<夜>
暗くて館内がはっきり見えないけど、とにもかくにも素晴らしい建築であることがわかります。度肝を抜かれ大興奮。入ってみてヨカッタヨ~~。

うおー、こりゃすごい空間。

暗くいけどそのすごさを実感!


ぼくの最初の部屋。鍵はこんなやつ。

座敷わらしとか出たらいいけどなー。
あ、ぼくの部屋は一番狭くて(四畳)安いのを選びました。



扉止めは木片。

<早朝5:00>
おしっこに起きました。
そしたらさっきとは雰囲気が変化していてたんでカメラ持ってきて記録。
そしてまたオヤスミ。
部屋からの景色。

これは別の部屋のとき。足元の窓が遊郭じゃ。


旅館の中央は吹き抜けになっていて、屋根部分はこの滑車で手動開閉可能!

下には池が。

壁にはひょうたんが。

池の腰掛け部の処理も面白い

見上げます

扇子が。

屋根部分全体~

<午前中>
太陽がでたので吹き抜け部分の全体がよくみえるようになりました




日本的情緒あふれるつくりです





非常に立体的に感じたカナモノ






ご主人の案内で別の部屋も見せてもらった

風呂付

お便所つき

チェックアウト

さいならー

一楽旅館