◆純喫茶ヒッピー◆

昭和喫茶の放浪ブログ。NIPPON COFFEE SHOP TOUR

純喫茶ヒナ/愛媛県新居浜市

純喫茶ヒナ

 
 
 
戦時中を知っている年寄りと話をしていると、ちょっと興味深い当時の食文化の体験談を聞けたりする。
年寄りというのは僕のオヤジであるクニオくん(昭和4年生まれ)のことなのだが、
さっき札幌市の実家に行って雑談をしていたらこんな話を聞いた。
 
澱粉を作っていた近所の工場は、澱粉を絞ったあとに残るカス(澱粉カス)を敷地内に捨ててあった。
どの家でもそのカスの腐っていない部分を選んで拾ってきて、丸めて団子をつくって食べたもんだ。」

澱粉カスの団子というわけか。

「でも団子にはミミズが混じっていた。屋外に捨てた澱粉には栄養があるからミミズたちもたくさん食いに集まるからな。中に混じってんだ。」

けっこうクッサイ団子だったらしいが味はまあまあで、空腹を満たすのには良かったらしい。
 

クニオはそのほかにも、食用粘土、キタキツネ、ウサギなどを食べていたとのこと。
それに、飽食の現代日本ではタブーとされている犬食についても「黄、赤、黒、ブチ、白の順に旨い」とベラベラ喋っていた。当人が犬を食べたのかは(ぼくは愛犬家なんで)聞かなかったから定かではないが。
 
 
それで思い出したのは人食。
人食と言っても攻撃的なものではなく、お葬式としての儀礼
ぼくは民族楽器を求めてよくアジアの山奥に向かっていたのだが、ある国でこんなことを聞いた。

「○○族は夫が死ぬと親族が深夜に遺体を真っ暗な野外に運び、お祈りとして食べます。夫人は性器を食べ、それが最高に恍惚だし供養なのです。」

その風習はいまもあるのか、とっくに消えたかはわからん。
 
 
 
さて、クニオくんの話に戻るのだが、札幌の南区、藻岩山のふもとに住んでいた昭和40年代の話。

当時小学校低学年なので、なんとなく覚えているという程度の記憶なのだが、
晩飯として、居酒屋に連れて行ってもらうことがしばしばあった。
クニオはこう語る。
 
「お前はカラスの刺身が好きだったな。」
 
すっかり忘れていた記憶がクニオのせいで蘇り、軽く脳しんとうを感じる。
そうか、あれはカラスだったのか。とくに「ヒナ」のカラスはなかなか旨かったと思う。
その居酒屋の店主はいわゆるマタギで、ヘビなどいろいろメニューがあったそうだ。
いまは跡かたもないので確かめようもないが。
 
 
というわけで、今回のレポートは新居浜の喫茶「ヒナ」。
田んぼの横で今年で45年目の営業。
ヒナといっても店名の由来は店主のばあちゃんの名前だそうだ。
手先の器用な知人が可愛いヒナの絵を描いてくれたという緑色のテントは、正面は朽ちたので撤去されたものの側面は健在。
近所には同じ名前の雀荘もあった。こっちも気になる物件。
 
 

 (訪問 2014.8)
 
 
真横はライスフィールド
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 まだ朝なので開いていない
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※参考掲載
 
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