喫茶 ゴールド
広島県呉市中通2-3-31

 
 
本日は大晦日。
ついに2015年、昭和90年も終わりですね。
 
一年を振り返ると、今年もまーまーほんとにいろいろな都市を歩かせてもらいました。こんなにあちこち行く予定はなかったんだけど、嬉しい限り。
 
どこもかしこも素晴らしい旅の連続。
 
日本っていい国、日本人でよかった、生きてて良かったと思います。
 
このブログについてですが、更新は365日欠かさなかったです。
 
というか去年の大晦日の記事でも同じこと書いてますんで、数年間、毎日更新してきました。
 
ツイッターも10月から始めましたし、来年はときどき休む予定。
 


 

さて、この店を紹介せずに今年は終われない。
 
今年もっとも感動した喫茶です。
 
道すがらみつけたんですが、ドアを開けたとたん、あまりの素晴らしさに立ち尽くしてしまった店です。
 
さぁ 2015年の締めくくり始めます。
 
 
 
 
 
 
訪問は今年の4月だから、もう8か月前のことです。
たまたま発見。
外からはどんな店内かわかりずらい店だった。

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営業中のようです。とりあえず入店。
 
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店内は、わかる人にはわかる素晴らしいデザインでした。
開けたドアのところで一瞬で感動して仏像のように固まってしまいました。
すべてが調和し、すみずみまで一定の法則で設計されています。
ママさんは「そんなこと言ってくれるお客さんは初めて」とのことでしたが、おせじじゃなく心から感動したんです。



ママさんのお話だと昭和45年の開業で、亡くなったご主人がデザインに詳しい知人と神戸に行っていろんな店舗を研究し、設計したんだそうです。
ご主人(マスター)は脱サラして喫茶店をはじめたそうですが、たいへんな力作を遺したものです。


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 色調も、白と黒のツートンで統一。
シマウマあるいはウルトラ怪獣のダダっぽいです。

ツートンというだけではく、どこを黒にすべきか、高いセンスで決められているようですね。


階段カッコイイー。
椅子に座りながら下の写真の構図にうっとりしてコーヒーをいただきました。 

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 ガラステーブルもすてき。

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2001年の芸予地震(げいよじしん)で二階は崩壊。
一階の床も亀裂が残っている。
 
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 絶妙なパーテーションの配色

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 渋い黒系カーテン

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 棚の端が上下に湾曲していたり、黒白の配色・・・素敵です。

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 二階からみた一階方面

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 二階にあった不思議なプレート

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 喫茶ゴールドと、ご主人が残した店を守るママさん。

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以上、2015年の純喫茶ヒッピーでした。
今年一年間、ご愛顧誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。