◆純喫茶ヒッピー◆

昭和喫茶の放浪ブログ。NIPPON COFFEE SHOP TOUR

カセットテープの魅力

カセットテープの魅力

 
私はいまだにレコードやカセットテープを普段から日常的に多用しています。
このメディアはまた人気が再燃しているそうですが、1970年代から休みなくずっと使い続けていて、いまも1,000本位は棚にあると思います。
もちろんCDもMDも使っていますが、テープって案外耐久性あるんですよ。
よく「伸びた」とか聞きますけど、自分はその経験ないなぁ。
 
 
 
カセットが一番元気だった1970-80年代は、ほとんどのユーザーがエアチェックやいろんなレコードから自分ベスト盤なんかを作るために買っていたんだと思います。自分もそうでした。
でもカセットは案外値段が高く、普通クラスで60分550円とかしていたのです。
私は札幌で暮らしていたので、「そうご電器」の「テープメイト」会員になっており多少の割引がありましたけどけっこうな支出でした。「デンキのデパート 光洋無線(でんきのコーヨー)」でもよく買いましたね。札幌のでんきのコーヨーは大通公園、丸井さんの近くにあり、壁面に巨大なオープンリールがふたつ設置されているインパクトの大きなビルでした。その横にはピザのジローもあったっけ。今はない喫茶店も多数。70~80年代の札幌、懐かしいよぉ・・・・。
 
 
さて、テープはいろんな種類を使っていますが、とくに多用していたのは下の写真のもの。棚から一部取り出して撮影してみましょう。
棚の奥にあるものはめんどくさいので写しませんがそのうち追加するかもしれません。
 
 
 
 
 
私が一番愛用したカセットはSONYです。
なんたって日本初のテープコーダーを世に出したメーカーですからね。
SONYのロゴがカッコイイし、いかにも「音楽用」の雰囲気があります。
きりっとした直線的なデザインも好みでした。
 
 
最高に音が良いUCX-S。
ここぞというときの勝負録音に使っていました。
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AHF。 このAHFから高級の部類に入ります。
だけど中途半端な位置付けで私はあまり使いませんでした。
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BHF。これは値段的にも真ん中くらいだったしたくさん買いましたねー。
音楽用としてはスタンダードクラスだけど元気な緑色が好感持てました。 
写真のやつはNHK-はFMのサウンドストリートが収録されています。
とくに坂本龍一さんのサウンドストリートは当時すべてエアチェック(ラジオから録音すること)しました。今でも聴けますよ。
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こちらはちょっとメタリックに光るラベルになったAHFです。そんなに買いませんでした。 
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DUAD。フェリクロームポジション(TYPEⅢ)のテープで、 僕がテープの中で最も一目置いていた存在です。でも値段も高かった(60分800円くらい)。
やがてメタルテープが登場するまでテープの最高級だったんですよ。
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これまだ未開封のDUAD。1080円だったんですね。 
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これは初期のDUAD。まだ未開封ですね。
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お~、LOW-NOISE。これはかなり旧式で、外観を見ただけで郷愁さえ感じます。このLOW-NOISEで一番聴いたのは当時鮮烈に日本の音楽シーンに登場してきた荒井由実さん。この人はなんてすごいんだとテープが擦り切れるほど何回も何回も再生しました。
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JHF。
クロムテープといえばこれかTDKのSAというイメージが。
はしゃぎすぎない程度の、明瞭な輪郭の音でした。
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ズシリと重たいUX Master。
これもここ一番という勝負録音用。だって音は素晴らしいけど高いんだもん。 
この写真の物で1500円したと思いますよ。
私にとってカセットはレンタルで借りてきたレコードを(LPレコードは定価2000円以上したので手軽には買えなかった)割安で手元に残す手段だったので、「割安であること」と「高音質」のバランスを重視していました。内容が気に入ればいつかそのレコードを買えばいいし。
でもラジオの番組はカセットが原音になるので、貴重なものは最高級カセットを用意して聴きながら慎重に録音したものです。
 
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これはBHFですがメタリックなラベルのほうです。 
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割安で気楽に買えたCHF。 
音楽用としては下位ですが通常はこれで十分だったともいえます。
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 BHFの120分用ですね・・・。長時間テープはほんとは音楽向きではないんですが。
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UX-PRO。これも高品質テープです。
ハーフには2000ガウスと誇らしげに表示が。 
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世界初の「音楽用」カセットテープを発売した会社です。TDKは東京電気化学工業という頭文字でしたね。たしかにアルファベット表記にするだけでグッとブランド力が出るような気がします。
 
 
MA。メタルテープです! メタルはたしかにどのメーカーのも音は良いですよ。MAはメタルの業界標準的な位置付けだっちような気がします。
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未使用品も発見。 こちらは初期のMA。
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 AR。
悪いテープじゃないんですが、あまり買わなかった。
ラベルもちょっと好みじゃなかったし。
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 AD。
もうこれはテープマーケットのど真ん中にいたベストセラーと思います。
これは必然的によく買った。
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SA。
上位テープですね。良い音でした。 
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袋やぶれてるけどまだ未使用品がありました。
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 ADの90分
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D。 安いやつです。これ買うならSONYのCHFを買ってた。
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Dならこっちのパッケージが好きでした。
カッコつけてなくてむしろカッコイイです。
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MA-R。
ダイキャストフレームを透明な不思議プラスチックで挟んであるスゴク重たいテープ。テープというより機械を買う感覚に似ています。
デザインもクオリティも業界とオーディオファンに大きな衝撃を与えました。
価格は60分で2000円くらい(泣)。
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SA-X。
SONY DUAD以上に信頼していたテープです。
外観の雰囲気はDUADのほうが好きだけどまずこれを選んで絶対に間違いはないというほどの音質で、高いけどよく買いました。わたしのカセットデッキとの相性もバッチリでした。
 
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 AD-S。
こんなのもってたっけ。記憶にないです。
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 AR。
ペンギンカフェオーケストラが収録。YMO関係、ペンギンカフェオーケストラはレコードも結局CDもぜんぶ買いましたね。
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日立マクセルですよね。ところでmaxellってなんの略だったのかなと思い改めてネット検索したら乾電池のブランド名「MAXELL」(Maximum Capacity Dry Cell=最高の性能を持った乾電池・・・ということらしいですよ。しらんかった。
 
 
UL。
ローコストですがあまり買わず、このクラスではCHFを買ってたなー。
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UR。
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XLⅠ-S。
いいテープですよこれ。かっこいいし。
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MS。
メタルポジションです。メタルテープのわりにちょっと地味ですかね。
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 XLⅡ。
ハイポジションらしい音で気に入ってます。黒に金色というのもゴージャス。
パッケージも最高にかっこいいんですよ!
SONYだけじゃなくマクセルもいいなと認識した一本です。
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 MX
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 XLⅠ-S
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さきほどのXLⅡのパッケージ。どう?かっこいいでしょう。
カセット本体の一部だけ見せるデザイン。
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Scotch
 
スコッチ。住友スリーエム社です。
もともとはアメリカの3M社資本ですが、Scotchというブランド名やデザインの一部にスコットランドの雰囲気を出すなどちょっと不思議な存在でした。
スケトルトンデザインのハーフはスコッチの代名詞的な個性で、この特別感が非常に好きでした。
 
 
CRYSTAL。
クリスタル・ハーフを使用した音楽用標準モデル。
お気に入りでした。
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METAFINE。
世界初のメタルテープでこれ1500円くらいですね。
素晴らしく透明感のある音でびっくりしました。 
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MASTERⅡ。
これも一連のクリスタルデザインだけど一番カッコイイかも。
クロムテープ。
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FUJI
 
国内で初めてビデオテープをつくったメーカーです。
カメラフィルムのメーカーですからね、磁気テープも親和性ありますよね。
FUJI CASSETTEの名前は途中からAXIAになったけど私はなじめないままでした。
 
 
ER。
FUJI CASSETTEといえばこの音楽用標準テープを思い出します。
色合いも目立って探しやすかったな。
 
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 (Range)-2。
Rangeシリーズという音楽カセットのラインナップがありました。
Range2、4、4X、6、SR(スーパーレンジ)です。
数字に落雷したパッケージは印象に残りましたねぇ。
 (Range)-6なども棚のどこかにあります。あれ買うときは勇気必要でした。
SONYのDUADを選びがちでしたからね。
値が張るわりに地味なのよ、薄い緑色のラベルがかなり。
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これは市販品じゃなくてテレコ買ったとき一緒についてきたやつですね。
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BASF
 
ベルリンの壁崩壊のずーっと前に、世界で初めて磁気テープの開発をしたドイツのメーカーです。
ドイツ製品の割に日本の電気屋さんでけっこう見かけました。さすがは巨大企業。
BASFはビーエーエスエフと読むんでしょうけど、私は完全に「バスフ」と呼んでいました。いまでもそうです。
 
 
CR-X。
個の頃同じ名前のホンダの素敵なスポーツカーもあった気がします。
いつも買うテープではなかった。
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FCR。
良くできた製品でした。
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デンオンはこのあと「デノン」に変わり、近年またデンオンに戻ったとききました。
もともと日本コロムビアですね。うんちく語りたいわけじゃないですが、デンオン
日本響株式會社からとった名前というのはけっこう有名。
 
 
DX4
高品質のノーマルポジションテープで、「1に音楽、2に音楽、3も音楽、DX4」というコピーがあります。
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DX5。
安定感があってこれ好きでした。DX3、DX7というのもあったね。
DX7は名作だな。DXM(メタルポジション)も部屋のどこかにあるはず。
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DX1.
DXの中ではロープライスのテープです。
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DX4。
これ買うの案外少数派かも。
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Technics
 
Technicsはご存知ナショナル、パナソニック(ナショナル)のオーディオブランド。あまり買う機会はなかったけどね。
 
RT-60XD。
勝手ながらTDKのADだろうと思いながら(つまりOEM)使っていたやつです。違うのかな?
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National
 
RT ED。
おなじメーカーだけあって上のテクニクスに似てます
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Nakamichi
 
ナカミチ株式会社。
超高級+超高性能カセットデッキのメーカーです。
ソニーなど有名な大企業とは違い一般世間には知名度で劣りますがオーディオファンにとってこの会社の製品(カセットデッキ、レコードプレーヤーなど)を手にするのは一種の夢であり、ステータスでした。最盛期はダイエーのオーディオコーナーでも普通に売ってまました。
ナカミチカセットデッキの音は他社を明らかに超越していた記憶があり、
まさにメイドインジャパンの高品質を絵にかいたような出来でしたが、バブル崩壊後、ナカミチ株式会社は惜しくも倒産しました(形を変えてまだやってるようです)。
この会社の倒産はオーディオファン、オーディオ業界、いや世界の技術進展において痛手だったと今も思います。
余談ですが、大ヒットした「TU号」などの自転車メーカーだった「ツノダ」は現在こじんまりとした不動産業ですもんね。
時代は変わるから企業って大変。
 
 
EXⅡ。
勝手ながらこれもTDKのOEMだろうと思いながら使っていたやつです。違うのかな?
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EX。
勝手ながらこれもTDKのOEMだろうと思いながら使っていたやつです。違うのかな?
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Victor
 
言わずと知れたビクターサンはカセットも売ってましたよ。
店でみかけるとなんとなく珍しく思って買っていました。
 
 
ME PRO。
蒸着という新技術のテープ。
それがどういうものかは謎ですが、 このMEは異常によい音です。パッケージも素晴らしい。
 
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テープ達を棚にしまう前に、普段よく使うラジカセSONY CFS-686 と。
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お、まだあった。
 
KENWOOD
 
私は古い人間なんで、ケンウッドは「トリオ社(TRIO)の輸出用超高級オーディオシリーズ」のイメージです。
 
ND。
勝手ながらこれもTDKのOEMだろうと思いながら使っていたやつです。
あきらかに似てるもん。
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Savings 
 
あの「ダイエー」のオリジナル割安ブランド。
ま、音楽を録音してもよいですが物足りないでしょう。
何本もまとめて売ってました。
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TEAC
 
ティアックは古くから国内のカセットデッキを支えてきたトップメーカーです。ナカミチ、AKAI、TEACは素晴らしいメーカーですね。
 
 
SOUND52。
完全スケルトンハーフにオープンリールデッキのデザインを取り入れた個性派。
 
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PIONEER
 
日本が誇るオーディオメーカー
当時オーディオ御三家とて「サントリパイ」という言葉があったほどオーディオファンから信頼されていました。
若い方のために申し上げますとサントリパイとは山水・トリオ・パイオニアという三社のことを指しています。
 
 
 
N-2。
なんとも不思議なシリーズ名です。N1~3まであったかな?記憶曖昧だからカタログ見てみようかな。
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おまけ
 
 
カセットデッキは回転系パーツが多いため劣化も早めなので、たくさん使ってきましたが、思い出深い三機がこれです。
 
 
 
PIONEER CT-1000
 
最高っすよこれ。手放さなきゃよかった。
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TEAC  C-3
 
これぞカセットデッキといわんばかりの不変性を感じるデザインと操作性でした。好きだったなーこれ。
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Technics RS-M95
高級だけあって良い製品でした。けっこう使いましたね。
でもガラスパネルを開けるにはいちいちネジを回さなきゃなんないのが面倒だったな。今使ってるのはこの下位機種のM88。なかなか中途半端でしょ。
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おわり