毎度さま。
このブログの読者さんなら、ほくがいまだにラジカセだのカセットテープだのを
昔から途切れず愛用していることを推察されていると思います。
過去記事にはたくさん出ていますよね。
そんなぼくが外出のときに持ち歩く音楽プレーヤーは、やはりいまだにカセットウォークマンが多いです。
テープがくるくる回っている姿に癒されるのだ。
いままで何台ものウォークマンを使ってきましたが、もっとも思い出深いのは
WM-R2という初の録音可能モデル。まっ黒いボディに立派なステレオマイクを搭載していました。
あれはYMOのウィンターライブの頃だから1981年頃かな。12回くらいの分割払いで命がけで(笑)買いました。手のひらの中の黒い宝石のようだった・・・(遠い目)。
ステレオ音楽を持ち歩けるなんて、エジソンもびっくりの大発明に僕は感動し、
TPS-L2(初代)、スポーツウォークマンWM-F5、WM-2・・・とその後もシリーズで買ってしまいます。
なので、この頃やった新聞配達や魚屋やスキー場などのアルバイト代金はほとんどラジカセ、BCLラジオ、ウォークマン、オーディオセットに消えていきました。
そんなウォークマンフリークだけど、最近のメインはパナソニックの平凡なこの機種。
パナソニックRQ-S30です。
ウォークマンじゃないから、壊しても失くしてもいい的感覚で気楽に持ち出せるの。
あとはこれ。ラジオ内蔵のWM-F101。
1980年代に買った前述のWM-R2とスポーツウォークマンWM-F5はぼくにこき使われ完全故障し、天国で暮らています。
SONYの初代ウォークマンTPS-L2と2号機となるWM-2はまだ手元にあります。
買ってからもう35年以上経つんだね。
現在の姿はこんな感じ。
この時代のSONYのデザインは神がかってます。
とくに左のWM-2は非常に洗練されている。
とはいえ、もう「おじいちゃん」。いろいろと不調が発生します。
不調はやはり、内部ゴムベルトの劣化。モーター自体はなんともないことが多いです。
下の写真は以前メンテしたときのもの。
初代ウォークマンTPS-L2解体中
基盤にまでSONYロゴ。あぁ、なんか洒落てる。
肝心のヘッド。まだ摩耗は大丈夫のようです。
駆動部がよく見えます。
一見なんともないように見えるけど、黒いゴムベルトが少し伸びて駆動できなくなってモーター軸だけが回転している状態でしたが、ベルトを交換するだけで復活。
内部から取りだした二本のベルト。伸びたり硬化したり。いままでご苦労さん。
このようにゴムの一部が溶けて固着していたので除去。
つづきまして・・・・WM-2のベルト交換。
ベルトを除去中。
新品ベルトを投入
取りだしたベルト。これはしばらく使っていないうちに想像を超えた劣化ぶりでした。ゾーーーッ。
おまけ。これは何でしょか?
カセットテープをはさんで持ち運ぶためのカセットテープホルダーです。
ウォークマンロゴが素敵。