Coffee & Snack
ぱるふぁん
神戸市長田区北町2-63
以前撮った写真です。
ぱるふぁんは個性的かつ洗練された店舗設計のため、古典喫茶ファンには有名なんです。
オープンは1976年10月だけど今でも全然古さを感じなく、人によってはかえって未来を感じることでしょう。
有楽町の喫茶ストーンのように。

看板は満月のようにまんまるい。

白壁+真っ黒い鉄ドア。
そしてここからトンネルのような、ネジ穴のような店内が待っています。
豆タイルもいいですね。

超シンプルさが、たまりません。ドアかっこいい!


では店内の様子

三連の巨大照明。





壁に埋め込まれたパイオニア社のスピーカー。 CS-T5ですね。
発売は1977年なので、ぱるふぁんのオープン時からここにあるのでしょう。
発売は1977年なので、ぱるふぁんのオープン時からここにあるのでしょう。

満月のよう

以前ママの香川さんに店について伺ったことがあります。
ぱるふぁんの名前は香水や香りを指すフランス語が由来。
建物はもともと御父さんが開業されていた整形外科で、閉院後建物の一部を利用して喫茶店に改装。
店舗デザインを設計事務所を開いて間もない天藤久雄氏(天藤建築設計事務所)に依頼したところ、地中海の穴倉住居を参考にした独特なぱるふぁんが出来上がったそうです。 なるほど、地中海のマトマタのイメージなんですね。そういえば、釧路市の仏蘭西茶館や坂出市の珈琲館薔薇屋もそんなイメージがあります。





いい写真

ぱるふぁんの個性はこのジャイアントテーブルがポイントです。
店員さんが入るスペースが開けられ、そのまわりにぐるっとお客が座るスタイル。
厨房はここではなく、この写真では右奥にあり、客席からは見えないようにできています。

モダンなパイプチェアが並びます。