小沢駅 (+ トンネル餅)
/北海道共和町

 
一昨日は小沢駅にいました。みなさん行ったことありますか?
まぁ、ふつう行かないですよね・・・。
小沢駅は昔ながらの跨線橋が残る郷愁あふれるスポットです。
この駅に来ていたSLのD51やC62については鉄道ファンの方などがたくさん発信していると思いますんで興味のある方は探してみてください。
 
でも札幌や小樽にSLが普通に走っていたのはそんなに昔じゃないですよね。
昭和40年代とか普通に走ってました。
 
 
 
さて小沢駅は「男はつらいよ」の大ファンのぼくにとっても特別な場所。
ここは「望郷編(男はつらいよの第五作目、1970年)」という非常に気に入ってる作品のロケ地でもあるのです。
映画では小樽を発車したD51を寅さんがタクシーで追いかけるシーンや、末次旅館(この名前の旅館は駅前に実在しないが映画では寅さんと登が宿泊した) での夜が写っています。
当時はSLが最盛期ともいえますが、国鉄には電気機関車も導入されはじめており、映画でも蒸気機関車と電気機関車両方が写っています。
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右が待合室。
近所の方と話をしましたが、現在は乗降客がとても少なく(20人/日 前後?)無人駅だけど、ここにSLが往来していたときは駅員が30人もいたということです。びっくり!
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 小さな待合室
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ぼくのカメラは劣化が激しくなかなかピントが定まらない。
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倶知安方面
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電車が来ました・・・!
誰も降りず・・・
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誰も乗らなかった・・・!
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意味ありげな杭があるけどこれなんだろう。
馬繋ぎ用? まさかね。
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駅前の旅館。映画で寅さんが泊った旅館はもっと駅に近かったような気がします。
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名物のトンネル餅。駅前の店で売ってます。
ちょいと土産に買っていくことにしましょう。
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在庫5箱ありました。おひとつくださいな。
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店主がSLや駅について色々とお話ししてくれました。
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昭和20年頃に撮った写真も見せていただきました。昔の駅舎がかっこいいですね。
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土産のつもりが開けて一つ二つつまんじゃった。 スアマですねこれ。やわらかい!
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ところで映画関係の人に怒られるかも知れませんが、「男はつらいよ(望郷編)」から
いつくかの場面を映画のシーンで振り返ってしましょう。
(昔見たときキャプチャーしといた写真です)
 
 
 
札幌のヤクザが病気で倒れ、実子を小樽に探しにきた寅次郎と舎弟の登
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1970年の小樽市内。後方ではSLが普通に走ってますね。
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なんでしたっけこれ、回転台?転車台?で回るC62の巨体。
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ヤクザの子供は乗員だった
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危篤の父に会わせたかったのだが説得叶わず降ろされたのでしつこくタクシーでSLを追う寅さん
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小沢駅で追いつく。電気車両も入線してますね。
まさに無煙化の切り替えが始まった頃でしょうか。
この跨線橋は現在もそのまま。
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父を見舞うよう、また説得するも息子は息子の思いがあり、ある意味納得して
見送る寅さんたち。
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その夜。駅前旅館の売店の赤電話で訃報を聞く。左隅にはトンネル餅がありますね。
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末次旅館は美術班が製作した看板で実在しませんが、この旅館自体はあったんでしょうね。映画製作前にロケハンが来ていろいろと下見していったそうです(近所の方から聞いた話)。
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暗くて見にくいけどど真ん中にトンネル餅の看板。
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当時の小沢駅。30名もの駅員がいたそうです。いまでは考えられません・・・。
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映画のラストシーン。朝里の海水浴場です。
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ぜひ映画をご覧ください!