COFFEE ラヴ
山形県山形市香澄町3-6-4
夜中に山形駅で降りた。
今日はなんだかいろいろな駅で下車したりしたけど今日の最終は
山形だ。
さて、宿を探さなくては。
今日の日中は最高気温が30℃近くまであがったので、公園のベンチ等で野宿も可能だけど、もう50代になるとやはり布団で寝て疲れをとりたいもの。
山形駅前を歩き数分経ったところで、こんな物件があった。
長いキャリアの喫茶店と思われるが・・・シャッター下部が少し開いており、まだ現役かも。

この看板とても好き。
左下のカップやCOFFEEの文字の配置、くりぬきタイプのラヴの文字。


とりあえず明日再訪してみよう。

山形に着いてまずは街の賑やかなこの喫茶のある方面を歩いたけど
ホテルはあまり発見できず、結局、駅の裏手にいくつもあるとわかった。
自分のホテル選びは、けっこうボロの(失礼)ホテルや旅館を積極的に選ぶ傾向が
あるんだけど、いまどきのホテル(スーパーホテル)が空いていた。
さすが現代のホテル、ものすごく快適。でもゾクゾク感はゼロで快適さしか無いのだが。
さて、翌日の午後、「ラヴ」に向かった。
開いている・・・!


期待通り。すばらしい喫茶店。




マスターはとても丁寧な接客とやさしい口調でたくさん貴重な話を
きかせてくれた。米寿のぼくの父よりは年下のようだけど、父のような存在感。
カウンターの棚に飾ってある貴重な食器類を見せてくださった。

こちらのシュガーポットは常用しているからピカピカに輝いてはいないが
使いこまれた感じがむしろ好み。

こちらのカップは100年以上前のもの。マスターが父から受け継いでいる。
東洋陶器会社って書いてあるね。
え!?東洋陶器ってもしかして今はウォシュレットで有名なTOTOのことかも。


ゲームテーブル二台はまだ稼動する。
本来この手のテーブルはレンタル品なんだけど、回収されることはなく
今に至っている。

ところでマスターのセンスは本物。
なぜかって、「店のロゴは私が考えたんですよ」だって。
コースターや釣銭皿、玄関マットなどロゴグッズをいくつか見せてくれた。
あ、ママさんが外出から戻ってきたようです。


こちらから声をかけると、気さくに会話をつなげてくれるマスター。
ありがとう、喫茶ラブ。ほんとうに良い店。
