CAFE モンマルトル
高知県吾川郡いの町藤町29
いの町の散策途中、気になる建物が見えてきた。
なかなか絵になると思い写真を撮った。
なんだろう。床屋かもしれないな。
壁から突き出た看板は、なんだか喫茶ぽいけど。
内部は暗い。やっていなさそうだ。でも相当かっこいい。
すると・・・地元の学生たちがドアを開けて入って行った。
え・・・。自宅に友達連れてきたのかな。
とりあえず横断歩道を渡り建物の前に来ておどろいた。
ここ、喫茶だよ。
しかも営業中だ。
建物に近づかなければ店内の明かりが見えないので、道路の向こうから見たとき真っ暗だったんで。
下のマークはなんだろうと思ったが、あとでママさんから「このまえとうとう取れちゃったのよ」とのこと。
モンマルトルとはフランスの丘の名前だけど、そう言われればちょっとフランスっぽい雰囲気が建物にはあるかも。
いまこの記事を書きながらストリートビューをみてみると・・・・
まだ看板がついている。
それにしてもぼちぼちと客が入っていく。地元の貴重なレストランとして人気のようだ。かくいう自分は外観をほれぼれ眺めていてばかり。
そろそろ入らないと万一閉まってしまったら大変。
なるほどよく見たらCAFEモンマルトルって書いてある
ボックス席はお客で埋まっていたんで特等席のカウンターへ。
チェアも明かりもそうとういいね。大好き。
ママさんに聞いてみたら昭和55年開店とのことだ。
どうやら日替わり弁当が大人気のようで、食事を頼もうとすると「ほんとうごめんなさい、ランチ弁当はもう売り切れちゃって・・・」とのことだが、空腹を満たせればそれでいいしお任せで頼んだ。
ぼくのあとから入店してきたおじさん(私もそうだが)も同じパターンでこれを食べていた。
帰り際、マッチをくれた。
思いがけず素晴らしい店に出会った。感激。
ありがとう、モンマルトル。