今日はラジカセのご紹介です。
女性や大多数の方は興味ないと思いますがごくごく少数の方は反応するかもしれません(汗)。
このブログの読者さんならご存知かもですが、基本的に少年期の趣味趣向がそのまま残っている私はいまだにラジオやラジカセ、オーディオが必須アイテムなんです。
世の中的にはIPod、スマホ等携帯オーディオプレーヤーなどデータ音楽の台頭もあり
すっかり忘れ去られていた存在だけど、数年前からまたカセットテープやラジカセ、レコードといった昭和のメディアが密かなブームとなっているそうですよ。
ぼくは使い続けてるせいで懐かしさは感じないけど、中年世代からすると「懐かしい」だろうし、若い世代はたぶん「新鮮」に思うんですよね。
今までも多数の愛機をブログ記事にしてきましたが、今日掲載する愛用機は SONY ドデカホーン CFD-DW95という代物。「ドデカ」ですよ、分かりやすい。
じつはこれ、どっちかというと好きじゃない時代のラジカセ。
つまりCDというものが普及してラジカセにもCDが搭載されCDラジカセという
ものが主流になり、いままで直線的にゴツゴツしていたラジカセのデザインが急に丸くラウンドするようになったせいでラジカセの外観の魅力が台無しになってしまい、「もうだめだ・・・」と思って熱が冷めた頃です。
(SONY CFS-686やCFS-D7の直線デザインが一番好きなので)
でも、デザインの悪化には目をつぶりながらも、新たに起きたムーブメントにちょっと興味が湧きました。
それは「バブル期の到来」による製品の過剰装備ぶりです。
バブル期のラジカセ、いわゆるバブルラジカセは、重低音と、無駄ともいえる装備(CDドライブが二個とか、大型サブウーファーやスピーカーユニットが何個とか、電動モーター式ボリュームスイッチとか本体がリモコンで回転するとか)を備えた金のかかった製品たちです。
どのメーカーも、大きく真っ黒なボディで、重低音付きの似たような製品を開発し、市場にあふれました。
SONYの場合は ドデカホーン (DoDeCaHORN)ブランドとして世に送り出したのです。
自宅のSONY ドデカホーン CFD-DW95。
この機種が好きなのところは、案外少数派の両サイドのロッドアンテナ、LED付き電動ボリューム。
演奏中のCDが照明でオレンジ色に照らされる演出もいいと思う。




ロール式のラジオチューニングも素敵。

これがリモコンでもモータードライブできるボリューム。
赤いLEDが現在目盛を指します。

無駄な過剰装備満載という点では、ぼくが持っているこのフラッシャー自転車にも通ずるような気がします(汗)。これもガラパゴス進化ですな。

(サイクリング休憩時のひとこま)
実はぼくが最も多用しているラジカセは同じSONYの別の製品で、
ソナホーク ZS-66というものです。
これはまた機会があったら掲載したいと思います。