喫茶 がま記念館
北海道札幌市手稲区前田10条19丁目9-18
本日は手稲区の完全な住宅街にある特異スポット、がま記念館を紹介します。

一部の札幌市民以外にはそんなに知られていないかも?
ここは喫茶利用客が見物できる施設博物館なんですよ。
それにしてもカエルの絵に喫茶の文字はなかなか新鮮。

すでに庭にカエル、ガマちゃんたちがお出迎え


もういちど書いておくけど完全な住宅地です。
ご近所さんはどう感じているのかな、とおもうほどのインパクト。

たまらんなこの看板。

入館。やさしいマスター、館長の佐藤さんが出迎えてくれました。

ひ、ふう、みーと数えられる規模じゃありません


ゴールデンガマーズ。


集めればいいってもんじゃ・・・いや、集めればいいってもんなんです。




「ガマ記念館」はもともと旭川市にありました。
ところが館長が亡くなり、膨大なグッズは骨董店の倉庫へ。
現在の館長、佐藤さんが旭川に立ち寄ったところ膨大なカエルグッズがあることをたまたま知ります。
これらのグッズはカエル(買える)ということを知り、この不思議な出会いが佐藤さんの人生をカエル(変える)ことになりました。札幌にカエル(帰る)と、ついにガマ記念館をオープンさせたということなのです。

これは靴底磨き?

このペアがヒッピーの一番のお気に入り。


無数のガマの視線なか、コーヒーで一服。
花のシール(?)を貼った手作り感あふれる封筒をいただいた。中にはいろいろと資料がはいっている。



そうこうしているうちに、濃いキャラのママさんが御帰宅。
この方、誰でも笑顔にさせる最高にハッピーな方なんです。
ハッピー度、北海道で№ワンと思うのです。

写真撮ると言うとポーズしてくれました。
それにしてもこの手の激しく個性的な施設をやっている方って、施設以上に魅力を放っているんですよね。牧口商店、ランプ城、坂会館もそうですけど。
脱帽とともに憧れ。
ま、そういうぼくも札幌で私設博物館を10年以上やっていましたが。

(掲載許可を得ています)


ぴんぼけ。ガマを極めたガマ仙人のふたり。

ところでママさんはとにかく元気。その本領は盆踊りで発揮されます。
一般人の約三倍の速度で一周してしまう踊りは注目の的。
しかもこの手作りコスプレ~。

窓ガラスに「北海道一カエルが・・・」と垂れ幕があるけど、日本一って書いてもいいのに。でももしかしてここ以上のところがあるとか!?

二階への階段。二階には大型ガマ家具などが保管中。



庭。一般の家ならこの風景はありえないはず。

特大ガマでも首がゆらゆらします。

これすごいヨ。市内の小学校の校長先生が描いた学校の様子(6-7年前に退官)。
絵日記として生徒の様子を記録していたんです。
ものすごく生徒と学校を愛しているんだなと実感できるでしょ?
色鉛筆で描かれた絵がとっても可愛い。構図がすばらしい。






そして「かえる友の会」が発行する「かえる通信」をいただいた。

マスターが見せてくれた激レアグッズのひとつ。
それなのに詳しい説明は忘れちゃった。
どこだかの航空自衛隊はこのガママークを使っているそうだ。
・・・と書きながらネットでググッてみたら、ウィキペディアにもでていることがわかった。
第301飛行隊は、
(中略)
部隊マークはマフラーをした「カエル」で、百里基地付近にある筑波山名物のガマの油売りに由来するガマガエルをモチーフにしており、「無事に帰る」との意味もこめている。マフラーの星の数は、第7航空団を示す「7」であり、第5航空団時代は星の数は「5」になっていた。


ついでに調べたんですが、百里救難隊はフクロウマークになっているようです。

また再訪予定。