喫茶ロア(ROI)
札幌市中央区大通り西2丁目 陶管ビル地下1階

 


今の二代目マスターのもと約17年間通ったが、とうとう本日5/26、店主加療のため閉店してしまう。ただ、店自体はそのまま残り新しい方が引き継ぐようだ。もしかするとメニューや味が変わるかもしれないけど、空間は基本的に居抜きと思われるので、在り続けてくれることは嬉しい限り。
でも喫茶ロスマリンがそうだったように、やはり創業された方がいないくなってしまうことになるので、その部分が個人的にはどうにも寂しく、やはり閉店と似たような心持になってしまう。


今回の閉店(店舗譲渡)については、知人からツイッターメッセージで知らせをいただいた。
昭和喫茶についてはどこがいつ閉店になろうとおかしくない時代なので、完全な想定内なんだけど近年の閉店ラッシュの傾向にはいささか心を痛めていたので、「あぁまた減ってしまうのか」と思った。
水槽の水を少しずつ抜かれていく魚のような気分だ。
昭和喫茶が我が街から無くなったとき、ぼくは枯れた水槽の底でピチピチもだえ動かなくなっていくだろう。


さて、ぼくにとっての実質的な閉店が近い(5/26)ということなので、
早速訪問した(5/23と5/25)。



2018.5.23

ここに初めて来たのは案外遅く、2001年。
友達から「ビーフシチューがおいしくて、とても落ち着けるお気に入りの場所があるの」と連れて行ってもらったのが最初だった。

イメージ 1
 
 
 
 
このアングルはいつも自分が写りこまないよう斜めから撮っている
イメージ 2
 
 
 
 
 
あれ!?
もう入れないかと思ったけど、中に知人がいたのでママさんに話してくれて入ることができた。
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
なんてことない部分の照明をわざわざこだわっている良い時代を感じる
イメージ 6
 
 
 
 
 
60周年。
イメージ 26
 
 
 
 
 
 
いつも変わらないなぁ
イメージ 7
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
 
 
昭和34年の広告。ここに移転する前のものかな。
住所が北2西2だもんね。
「あなたと私の珈琲苑」    30円のコーヒーが誕生!   純喫茶ロア
FiHiステレオ(←HiFiの誤植と思われます)
イメージ 10
 
 
 
 
 
 
イメージ 11
 
 
 
 
 
洒落れた名板
イメージ 12
 
 
 
 
 
厨房上部にあるこれも洒落てる
イメージ 13
 
 
 
 
 
ROIと書いてロア、王様。
イメージ 14
 
 
 
 
 
ビクターのGB-1B 。
1969年の製品で、低音用4個、高音用4個の計8個のスピーカーユニットが
ひとつの球に入っている。
鎖やロープで天井からぶらさげることを前提に設計された前衛的なものだ。
ここに移転してからずっとそのままぶら下がっている(ママさん談)
イメージ 15
 
 
 
 
 
 
イメージ 16
 
 
 
 
 
 
イメージ 17
 
 
 
 
 
明日からほんとにこの姿が見れなくなるのかなぁ
イメージ 18
 
 
 
 
 
この日マスターすでにお帰りになっていた。
マスターは登山家でもある。
イメージ 19
 
 
 
 
 
天井の換気孔がかっこいい
イメージ 20
 
 
 
 
 
 
イメージ 21
 
 
 
 
 
cafe ロア
イメージ 22
 
 
 
 
 
 
イメージ 23
 
 
 
 
 
 
イメージ 24
 
 
 
 
 
 
イメージ 25
 
 
 
 
 
2018.5.25

イメージ 27
 
 
 
 
イメージ 28
 
 
 
 
 
イメージ 29
 
 
 
 
 
イメージ 30
 
 
 
 
 
イメージ 31
 
 
 
 
 
イメージ 32
 
 
 
 
 
 
イメージ 33
 
 
 
 
 
イメージ 34
 
 
 
 
 
イメージ 35
 
 
 
2018.5.26
閉店日のフレンチトースト
イメージ 37
 
 
 
 
60年間、お疲れさまでした。
イメージ 36
 




2021年

新しい店主も店を閉めてしまったようだ


DSC_0027




DSC_0026







◆2010年のレポート