新宿の目
旧スバルビル地下



スバルビル(1966-2018解体)の地下の、新宿駅西口地下広場に面した壁面に大きな目があります。
これは1970年に彫刻家の宮下芳子氏が制作した「新宿の目」。
アクリルで作られたオブジェで、強烈な目ヂカラで通行人をシュールに見つめています。



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名板はシンプルで好感。
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このオブジェを眺めていたらちょうど通路の清掃の人が掃除を始めた。
しかしこのオブジェ、冷静に見ていると、通行人はこの時ほとんど気にしていない
ようだった。シャッターを切っていると、何人か眺めたけど、たまたまなのかあまり
気にされておらず、先の掃除の人も拭いたりはせず床ばかりピカピカにしている。
(多分このオブジェの清掃は掃除の対象とはなっていないのでしょう)

なのでせっかくの文字にもホコリがたくさん。もったいない。
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幅約10m。内部に照明装置があり、ギラギラに光るはずなのだがこの時は消灯。
こういうパブリックスペースにシュールな作品が固定配置されるのは個人的に大好き。
目の玉から滑らかに続く線が皮膚のような印象だ。
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※音が出ます









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表面は分厚いアリル樹脂
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内部にはアルミホイル(ではないけど)そのような光を反射するものが貼られている
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すごい迫力!
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画像の目の右端(目がしら)が生々しいけどなんと緑色で配色。
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読みづらいけど宮下芳子って書いてあります
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スバルビルは解体なれど、このお目目は健在でした(2018.10.28現在)。