ミルクホール 
若葉
東京都江東区千田6−2

ここの存在はずっと前から知っていた。
テレビ放送でたまに取り上げられていたりしているのを興味深くみたこともある。
テレビでは面白おかしく放送する部分があったけど、写っている店内の様子や主人のたたずまいを見ると、ここはピュアで、長い年月を地道にやってきた店ということはわかっている。
でも今まで行ったことはなかった。
どうせ行くならここを目がけて行くんではなく、偶然的に、自然と入りたいと感じていたから。
でもここの存在を知って約15年間は偶然入れるような機会はなかった。
 
そして今年。
住吉駅付近をふらついていたとき「その時」が突然訪れた。
古い八百屋かなと思ってちらっとみた看板。
ミルクホール 若葉と書いてある。
今は夕方。
現役か、廃業か。営業中か休業日か。ドキドキした。
 
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うっすらと明かりが見える。
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ここからは無事食後できて、主人とおしゃべりしたあと撮った写真。
 
 
 
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昭和50年代のスピーカー。普通なら「古いよー」と言いたいところだが、この店は昭和30年頃の開店とのこと。まぁ、少なくなったミルクホールという言葉がついてるほどの店ですからね。多分、ここが開店したころも「ミルクホール」を使っている店は既に少なくなっていたと思います。明治政府が牛乳を推奨したころがピークですから。
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骨董屋か!?と思うビンテージ品だらけ。脳がゆれるほど気持ち良いです。
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ほらこれも。
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汚れた褐色の電源コード、ビニール密封キューピーちゃん、鏡の文字。
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年季の食品サンプル。良すぎる。
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取材で大島優子も来たようだけど、今はとてもとても静かな店内。
ほんと、寝落ちしそうになっちゃった。
そういえば、店の戸を開けた時もご主人がここに座ったまま寝てたな。
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店主といろいろなお話を。
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まるで新宿のマルスや室蘭のランプ城にいるときのように超マッタリできた。
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さようなら。もう夜が来る。
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また来れるかな・・・。