寒河江市役所
(直線とトゲ曲線のコラボ建築)

喫茶に巡り逢えず苦戦した寒河江市。
でも、とっておきのサプライズがまっていてくれた。
駅前通りを歩いて約10数分、ちょっと奥まった左手にインパクトのある建物があった。
なんじゃあれ!
安定感がないというか、一見地震でもくればコロッと下にずり落ちてしまいそうな四角い建物。どうなってんのこれ!?

内部も気になったので入口に行ってみた。
時は17:00.
ここは市役所らしいんで、もう入れないかも・・・。

あ゛!? 直線的な建物に反してまさかの取っ手。
生き物のようだ。

なんで取っ手だけぐにゃぐにゃしてんだろう・・・とこのときは疑問だった。

難なく中に入ることができたけど、その瞬間記憶がよみがえった。
これ、いつかネットで見たことのある建物だ。
吹き抜けにぶら下がってるのは岡本太郎氏の作品で、建物は黒川紀章氏という
有名な物件なのだ。

なにもかも直線で構成された空間に、生き物のようなエネルギッシュに光る照明。その対比は見ていて飽きない。
早速職員さんに、「旅の者で市民じゃないのですが、建物があまりに凄いので入ってしまいました」と告げると、この建物と照明器具などについて書かれたパネルで説明してくれて、「せっかくなので」と消えていた照明器具の電源ヲオンにしてくれた。

作品は「光る彫刻 生誕」とのこと。
「建物の直線にツノの曲線で対抗させ、産みの苦しみとエネルギーを表現した」ものらしいです。

加えて感動したのは床のガラスのギミック。
これがいくつもあって、内部下はオレンジに輝いている。

フロアの模様と相まって本当に素敵。

役所内に西日が射し、すべてが輝いた。

建物内のチェアや木製什器はなんと天童木工。



もう閉館の時間となり、セコムの方が来て入口を施錠したので裏口から退庁。
すると黒川氏の徹底的な直線を味わえた。


これは建物じゃないけど敷地内の古い物置。



時間ギリギリだったけど十分味わえた。




寒河江市に寄ってみた甲斐があったな・・・!


