ネットでみつけた安い宿泊先と、翌日行きたいと思っている大安亭市場が近い「春日野道」の駅で電車を降りるとヘンテコな、いや、正三角形と正円を組み合わせたような、かっこいい建造物が見えた。
美しいんだけど派手な装飾がなくて素っ気なく、武骨でミステリアスな構成美。
なんじゃこりゃと調べてみると『西山記念会館』という名で、1975年に開館し、昨年閉館したブツらしい。
設計は村野藤吾氏で、あの旧千代田生命保険本社(取り壊し)を設計した日本のモダニズム建築の中心的人物。
実は最近、古本屋で「東京人 №213 2005年」を買ったばかりで、その号には「東京 なくなった建築」という特集が組まれていて、そこに掲載されていた建築のひとつが旧千代田生命保険本社だった。
その設計者の作品が突然目の前に出現、やはりものすごいオーラがぷんぷん出まくっていた。

google mapより右上が西山記念会館


4階には、中央にガラス屋根で覆われた中庭があり、その中庭を囲んで喫茶室やクラブ室、会議室が配されている。喫茶室の椅子やテーブルも村野のデザインである。(旧西山記念会館の保存に関する要望書 – 日本建築学会 )
すぐ近くには大阪ガスの球形タンクも二基あり。


