東京都大田区羽田5-9-1

京急羽田空港線穴守稲荷駅で知人と待ち合わせていた。
待ち合わせよりちょっと遅れて到着し改札を出ると、公衆電話で私に電話をしようとしている彼らを発見。双方とも遅れていたようだ。
おやおや やあやあ久しぶり、まずは喫茶店にでも行きましょうということになり、彼が『気になっていた』というお店を案内してもらった。
店では近所の常連さんたちのグループが話しに花を咲かせている。
しばらくして店がちょっと落ち着いたので、あ そうだマッチってあるのかなと思い聞いてみた。
それがきっかけとなり、今まで寡黙にコーヒーを淹れていたマスターがカウンターに座り、いつからか映画の話となった。
「最近の映画は見ていないが」と断りをいれるものの、マスターの映画に対する想いはアツアツのエスプレッソのようだ。そしてかっこ良い。
店内には奥様と思われる方もいて、なんというか、ここは大変良い喫茶であった。
ついしん。
ここのコーヒーはネルドリップで淹れ、おいしい。
偽り無く、かなりおいしいが、マスターは「おいしく淹れた覚えはない」と言い切る。
おもしろい。
さらについしん。
過去のドラマ「スチュワーデス物語」の頃は、撮影関係者がよく訪れていたそうだ。
そう、ここは羽田である。
もっと ついしん。
店名はエリザベス女王の馬の名らしい。


実はこの看板が、「人」に見えて仕方なかった。



入り口近くの椅子には常連さんたちが、ついさっきまで団欒していた。

カウンターに飲みかけのレスカ。 その向こうにはキャラバンコーヒー缶が赤く揃う。



カウンターに腰掛けて、「映画」をアツク語ってくれた渋くカッコいいマスター。


今となっては、なかなかお目にかかれない「ウェットナプキン」がテーブルに届けられた。
イラストも秀逸。

