
「赤い看板」と「ひさし」、店名がたまらぬ魅力。

看板は誰のデザインかわからないが、黒岳とロープウェーが、描かれており、字体もアーティスティックでこれは傑作だと思う。

店名はなんとも詩的で、現代詩朗読者や文学者の集まりそうな処だと最初は思っていたが、ここは「画廊喫茶」。
「画廊喫茶」といえば、札幌の「コージーコーナー1号店」(1955年創業)の伝説を思い出すが、ここも「ギャラリー喫茶」と名打っているだけに、展示会は年間プログラムに沿って常に開催されており(月に二回の個展など)、ちゃんとした展示室が用意されている。
創業は今から33年前の1977年だが、最近は新しいママさん(この店の常連だった方)が切盛りしており、帰り際には大抵、「気をつけてー」と声をかけてくれる。
店のシステムや雰囲気は昔のまま。

店内にはクラシックが流れ、カレーやナポリタンなどの軽食も可能。
布ドリップでおとすコーヒーも350円とかなり安い。
また、朝は7時30分頃からやっておりモーニングセットがおすすめだ。

帰り際。
「実は、店名には漢字があるんですよ」と教えてくれた。
『縷縷』(または『縷々』)。
これは、「細く長く途切れることなく続くさま」 の意味なのであった。
2017.3




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