純洋酒喫茶 碧空
愛媛県今治市北宝来町1-1-48
(2014年夏、訪問。)
いい店がありますよ … … 。
知人がそう呟きながら 、かつては赤線地帯だった寂しげな路地に入って行った 。

朽ちかけた家々が密集する異様な一角に 、ふと現れたのは純喫茶ならぬ 『純洋酒喫茶 ・碧空 』 。

色あせた淡い空色が美しい 『スナック 洋酒・喫茶 碧空 』 の看板。

ドアのエンブレムは重厚

目の覚めるようなテント。
うう、たとえようがなく静かに興奮中のぼく。

風雨に削られ 、背景色に溶け込みつつある看板の文字とは対照的に 、その名が示すビニ ールテントのカラ ーリングは 、目に焼き付いてくるブル ーと 、日の出を思わせるイエロ ーの鮮やかなツ ートン 。
付近の風景からはかなり浮いている 。

相当な年季を感じる建物には 、色とりどりのタイルが埋め込まれている 。
昔はストーブの下にこういう断熱板を敷いていたよね。

「純洋酒喫茶」というネーミングの自由さがわかりやすい。
碧空とは青空という意味 。
こちらの店名も正式には 「あおぞら 」と読むらしい 。

夜再訪問。ゲートが光っていた。
奥に営業中の看板が見えている。



喫茶の表示はあれど 、本来は 「台湾 ・飲茶料理 」の店だった 。
ステーキから飲茶からチャーハンまで何出るある!
もともと台湾人の先代が 1 9 5 0年 (昭和 2 5年 )に創業 。
今年で 6 6年が経つ 、この界隈きっての老舗だ 。
昭和時代の U F Oチックな照明器具が吊るされたカウンタ ー席に座ると 、目の前に広がるのは妖しい紫ガラスの食器棚 。
なにここ 、最高 … … 。



唖然とする美しい色遣い

タイムマシンコクピットのようなテーブル席









蒋介石の下で働いていたという先代から店を継いだ 、蝶ネクタイの二代目マスタ ー 、ママさん 、そして地元の常連客と雑談しながら 、激ウマ台湾料理を次から次へ頂いた 。





この角度から見ると最高。UFOチックでたまらんよ。



常連さんとママさんとおしゃべり



魅惑の紫ピンクに陶酔!


台湾料理を次々といただく



楽しかった!
■追伸
ヤフオクにこの照明器具と同型のものが出品されていた。


