放置車は劣化の芸術

芸術のような放置車にうっとり。

芦別市の郊外をドライブしているとき、ふとわき道に入ってみた。

橋からの景色が爽快だ。

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このまま通過できる道なのかもわからぬまま少し不安に進む。

しばらくすると、思いがけずこんな風景が飛び込んできた。

放置車だ。ナンバーも当然無くなっている。

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丸目4灯の精悍な顔つき。
黒塗りで特別な高級感も感じる。
非常にかっこいい。
許されるものなら修理して乗りたいくらいに好きなデザイン。
とくに、ボディ外装の周囲を銀色のふちどりがされていて、
たまらない個性を感じる。
(その個性から当時の愛称は「
ハチマキグロリア」。
ハチマキというネーミングにはセンスを感じないが、覚えやすい。)

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ただの放置車というよりは、ものすごいオーラを放出していると感じ、Twitterで写真を流してみると、「プリンス自動車時代のグロリアではないか」とのコメントをいただき、調べてみるとほんとにそれで、1965年前後に販売されていたS40型プリンス・グロリア (2代目)ということがわかった。

ここに駐車されて以来、相当な年月が経過しているとみられ、車内には木が生えている。
窓ガラスは割れているものもあり、そこから枝葉が大量に伸びていた。

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このような状態は、芸術的で、ぼくにとってはこの上なく美しい光景。
思いがけず息をのむような時間を得られた。
こんなマニアな感覚を理解してくれる人はいるだろうか。

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やはり「敢えて初めての道を進んでみる」ことは大切だと思った。

  


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