西谷食堂

北海道岩見沢市1条西4丁目13




こんな形の屋根の建物が本日紹介する食堂です。
豪雪地帯ですからね。

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写真にJR岩見沢駅が見えていますが、駅近で創業60年以上になる大衆食堂です。
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看板に『幾楚者(きそば、生そば)」の文字。
「きそば」とは添加物が少ない、純粋な蕎麦粉で作ったそばのこと。
純喫茶ならぬ純そば屋です。
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縦書きの料理のラインナップが書かれたこの看板が大好き。
ここにある『開花丼』って何だと思いますか?

江戸時代まで牛は大切な労働力としての位置づけで、牛肉を食べることはほとんど無かったといわれています。
それが明治時代に牛肉を食べる慣習ができて、また、農産物として日本で新たに栽培・収穫が始まった「玉ねぎ」をまぶして作られた肉丼ということで、『文明開化の肉丼』の意味です。
ちなみに岩見沢市は有数のたまねぎ産地なんです。

(注:『開花丼』は本来は牛肉ですが、現代では豚肉のことも多い)

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製麺機など料理道具のいくつかは明治時代のものを使い続けているそうです。
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めっちゃ良い。
お店の二人のおばちゃんの雰囲気も最高です。


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さっき蕎麦のこと書いておきながら今日はかつ丼。
そばセットにすればよかったかな…。

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