中井洋服店

中井洋服店

北海道 士別市

前回記事の「宮向時計店」に続き、本日も士別市の歴史のひとつもいえる超老舗をご紹介します。

実はここ、今回士別市の宿にさせていただいた旅館の向かいにあります。

でも到着が夜だったのであたりは真っ暗。
中井洋服店を撮っても、ほら ご覧のとおり…。

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自分が旭川に住んでいてこの界隈を月に一度くらい散歩に来ていたのは2008年から数年間。
中井洋服店はそのころから同じような佇まいのお店です。

翌日。

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自販機があるのが泊まった宿。
次回紹介します。ここもすごい店なんですよ。

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TNのロゴは、テイラーナカイの頭文字?
洋服のオーダーメイド、仕立て屋さんです。

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労働省から認可された技術優秀店のプレート

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おじゃまします

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骨董品店にありそうなスリッパラック

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昭和31年に創業し、現在は95才になるため、お仕事はほぼやめていらっしゃいました。


ご主人と営まれていたものの、銭湯からご主人の具合が悪いと電話がきて以来、動脈瘤を繰り返し、亡くなってもう30年近くになるとのこと。動脈瘤は自分も大きな開頭手術をしたことがあるので胸が詰まる思い…。

裁縫に使っていた作業台がすごいです。
桂の大木から作られた仕立て台が四台、ロの字型に組まれています。これは貴重な財産ですね。

中井洋服店の向いは昔、市立病院で、火事になった広い跡地が切り売りされていろんなマーケットがならぶようになり、昨日紹介した宮向時計店もそのときにオープンしたそうです。
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あ、すご。勅諭が掲示されています。
勅諭(ちょくゆ)とは、最高の訓示のようなもの。

これは礼服(宮廷の正装)に関する訓示です。

昨今服装は軟弱になってきた(華族の衣装を指すようです)、
もともとの日本の礼服(神武天皇の頃)は、今のようなものではなく細身の衣装だったではないか、またそういう服を創造しよう(=洋服)!というものです。

これにより庶民にも洋服が広まってきたと思います。

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服制改革の勅諭(明治4年9月4日)

朕惟フニ、風俗ナル者移換以テ時ノ宜
シキニ随ヒ、國体ナル者、不抜以テ其勢
ヲ制セイス。今衣冠ノ制、中古唐制ニ模倣セ
シヨリ、流テ軟弱ノ風ヲナス。
朕、太タ慨之 夫レ神州ノ武ヲ以テ治ム
ルヤ、固ヨリ久シ。天子親ラ之カ元帥ト
ナリ、衆庶以テ其風ヲ仰ク。
神武創業、神功征韓ノ如キ、決シテ今日
ノ風姿ニアラス。豈一日モ軟弱以テ天下
ニ示ス可ケンヤ。
朕、今断然其制ヲ更メ、其風俗ヲ一新
シ、祖宗以来、尚武ノ國体ヲ立テント
欲ス。汝近臣、其レ朕カ意ヲ体セヨ。

  


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