
コーヒー 東(あづま)
北海道札幌市中央区大通西1丁目 第2有楽ビルB2F
札幌の地下街、オーロラタウン。
人口200万人近い大都市でこれほど雪の降るところは世界的にも珍しいそうだ。
そんな環境の札幌では、雪と寒さを忘れて買物・歩行できる地下街の存在意義は大きい。
そういえばこのオーロラタウンには小川が流れていた。
中国からパンダのカンカン(康康)とランラン(蘭蘭)が上野動物園に来た大昔の話。
オーロラタウンのほぼ全域にわたり、中央に人口川が流され、噴水とインフォメーションブースが端っこにあったような記憶。
このオーロラタウンを地下鉄大通りから東側に進むと、テレビ塔や大型書店につきあたるが、喫茶店が並んだ通路(第2有楽ビルB2F)があることも私にとっては重要だ。
第2有楽ビルの地下は地下街と直結されており、ここに札幌の喫茶の大手が向かい合っている。
ひとつは、『宮越屋珈琲 ホールステアーズカフェ』。
札幌ではあまりに有名なのでこのブログではまだ紹介していないけれど、数々の昭和系喫茶が衰退しているなかで、珈琲のおいしさとしっとりと落ち着いた都会的雰囲気+最高級オーディオなどで現代札幌喫茶の中心となっている。
(ちなみに宮越屋の原点は私も足しげく通った喫茶「カフェ・アンセーニュダングル」。)
この店では動物の生態について友人と長話した思い出がある(蛇足でした)し、別の知人とは「コーヒーにはタバコは欠かせないか」と長話した思い出がある(これまた蛇足)。
もうひとつは、『可否茶館』(ユニマットキャラバン株式会社)。
チェーン展開している喫茶としては1971年創業の札幌喫茶の老舗。
そしてこのふたつが対峙しているちょっと奥に、コーヒーショップ東(あづま)がある。
オーロラタウンに小川が流れていた頃、この店はすでにオープンしていたと思う(1970年くらい)。
この喫茶街で一番居心地がよいのはこの店かもしれない。なぜだか、わからないが。

分かりづらいが、左に宮越屋、右


コーヒーには、氷で冷やされた生クリームがついてくる。
ひんやりとしたガラス容器にタップリ盛られたクリームは
ここの名物と言って良いと思う。

工芸的な木の壁。渋い店内。
2016.3



