今日はテクノグループ「Perfume」の札幌ツアー(札幌市民ホール)に出かけました。
Perfumeは素晴らしかった。
たまたま最前列近くの席だったので彼女たちと4mほどの距離しかなく、ダンスも間近に見れ、サウンドは内臓が震えるほどかなり低域を強調した大音量の迫力あるライブでした。
中田ヤスタカさんの楽曲の凝り方は半端ないですし、音色、とくにベースの音色は電気がブルブルと唸っているような感じで癖になってます。
それにしてもあのダンスはよく覚えられるな。
アイドルユニットとはいえ、テクノにこのようなダンスをうまく組み合わせたのはPerfumeが始めての試みで大変興味があります。
ただ、テクノと言っても、メンバーのMCに合わせてステージ横にいるスタッフが曲の打ち込み(Cuebaceなどの音源)を開始させる方式なので生演奏するミュージシャンがいるというわけではありませんが。
私の音楽の大黒柱は「YMO」なので「クラフトワーク」や「ジャパン」などテクノは30年以上昔から大好きです。とくにYMOのライブは当時 足をたくさんたくさん運びました。
Perfumeのテクノはアイドル的なので非常にPOPでキャッチーすが、曲や彼女たちにマッチした振り付けと中田ヤスタカさんのしたたかな音の整理はやはりさすがで、テクノといえどもハウスやチップチューン、エレクトロなど多様な上さらにポリリズムなど二つの拍子の違うリズムの調合もあり、聴き応えあります。とくに音の足し算・引き算というか、「この音が出現するときはあの音は引かせる」的な構成は際立っています。電圧的な音色の作り方も実にかっこよい。
また、大型パネルに映し出される映像や照明も凝っており、YMOの終期に出てきてYMOに「越えられた」と言わせた「ラジカルTV」やテクノの元祖であり現役グループの「クラフトワーク」らのライブを思い出しました。
中田ヤスタカさんにはPerfumeにもっと閉塞的な、さらに工事現場的な楽曲も提供してもらいたい気もします。YMOの曲でいうと「エピローグ」「マス」「ジャム」のような。
でもこれだとダンスナンバーにならないからPerfumeの場合難しいかも。インストゥルメンタルならかっこよさそうです。
ちなみにPerfumeの「speed of sound」という新しい曲は結構インストゥルメンタルで、かなりテクノです。あと、「edge」という曲はメロディも歌詞も編曲も振りも、凄くかっこよくて大好きです。
Perfumeは口パクという人がいますが、あれはテクノというジャンルのボイス表現手法の一つです。

