パーラー たちかわ
北海道岩見沢市4条西1丁目
「パーラーたちかわ」さんは岩見沢市にある喫茶で、個人的にとっても応援している店。
いきなり最初に書いちゃうけど、ガンバレー立川さん!なのだ。
高校生たちを含めてたくさんお客が来ていた昔のようにはならない時代だけど、それでもなんとか続けてほしい。
ご主人が亡くなり数年経ち、これからどうやって営業していこうか・・・とママはおっしゃっていた。
ただ、すぐ近くに市の大きな施設(サークル活動とかのためのもの?)が完成するようなので、そこからのお客が流れてくれればいいのだけれど(もちろん、昔ながらの常連さんも多いです)。
だからママは店のテントを新しく張り替えし、店内の壁を塗り、二階客席少しずつ整理中。
前に進むためにできることをがんばってやっていらっしゃる。
私が店に入ったときは、営業中ながら照明の電気は消えていた。
二階をかたずけながら、いろいろと考えていたようだ。
お話をうかがって、私などさしでがましいとは思ったが、バイトを雇い人手を増やそうかと迷っておられたので、いまは雇わないで、あまりに多すぎるメニューを絞り、ママさんが一人でできる範囲でお続けになられるほうがよいのではないかとお話した。人手は、実際に新しい施設から客が流れてきて一人で切り盛りできなくなったら増やせばいい。人をつかうと気疲れもあるだろうし。私の知っている喫茶店たちの現在の様子も話したり。
なんだかすっきりしましたとおっしゃっていたが、私もゆっくりできたのでそろそろ帰ろうかなと思うと、窓の外は猛吹雪。
ママさんは、今はひどいけどきっと一時的でしょうから少ししたらやむと思うわ、と言ってコーヒーを淹れてくださった。
フロアで遊んでいるお孫さんも、「できなかったことができるように」なってきているとのこと。
充分すぎるほど歴史のあるお店だけど、これからもお孫さんも喫茶店も立川家もまだまだ成長してほしいと願わずにいられない。
二時間ほど滞在し、晴れた岩見沢を離れました。岩見沢は、いい喫茶がたくさんある素敵な街です。
・明治29年 立川長三郎氏が新潟から移住
・明治32年 酒・米国などを取り扱う雑貨店を開業(丸一 立川商店)
・大正11年 酒屋の蔵が完成
・昭和2年 自動車業を開始
・昭和54年 蔵を利用して喫茶店開業(パーラーたちかわ)


全面赤レンガの重厚な建造物(大正時代)。

テントは張り替えて綺麗になったガ、ロゴはそのままなのが嬉しい。



カウンターに座りママさんとしばらくおしゃべりしました。


フード、飲み物ともに30種ほどもあるメニュー。
ママさんの手作りだからロゴマークもお品書きもすべて手書き。

店内にも古びたレンガがたくさん。これは換気扇。


レンガ表面に白い粉が浮き出ている。
これは白華というもので、アンティークレンガの証拠のようなものなので除去せずこのままにしておくほうがいいと思う。


二階は現在 整頓中。夏近くには利用できるかな。

二階フロアの照明と換気扇。床は整頓中なので写していません。

一階→二階 階段吹き抜けにある照明器具。


当時のマッチがたくさん在庫してます。
お店に行ったら、おひとつ、おふたつ、どうぞ。
【その後の訪問】

