東町汐見団地
室蘭にある団地ですが、これだけの昭和団地物件は全国的にもそうそうないと思います。
ぼくは室蘭に親戚がいるんで、小さなころから冠婚葬祭で時折来ることがある街なのですが、この団地の前も通ったことがあります。ここにある喫茶ひまわりも。
だいたいの方には古い団地にしか見えないと思うんですが(確かにそのとおり)、
ぼくにとってはググっと、ズドンと、魅力を感じるスーパー魅惑物件の何物でもないです。
全景(この奥にも団地は続いています)。


螺旋階段が二棟を連結しています

螺旋階段見上げの図。コンクリートが剥がれてきている。

交差点の反対側から眺めます。美しい形。

バラックのような物置小屋が並んでる。 キツイ青色が最高。

ここもポイントですが、反り返った玄関の庇。昭和30~40年のレベルの高い建築に見られるデザイン。
ですが状態は庇ごと落ちてきそうな劣化レベル。
決して安全とはいえないと思うので、修復あるいは取り壊し・・・されるのも遠い未来ではないのかもしれない。
決して安全とはいえないと思うので、修復あるいは取り壊し・・・されるのも遠い未来ではないのかもしれない。
調べたりしていないんだけど。

横に長い建物なので、中心部の出入口のほかにこんな出入り口も造られています。
紫陽花と古びた塀や、たくあん石との相性が絶妙。
塀の白い陶器板には「昭和40年度 ●●団地」の表示が。

連結部に戻ってきました。

中央に連結部。緑地側から。

螺旋階段。シンプルなレタリング。洗練されている。

ぼくはこういう構図が好きなんですがいかがでしょうか。

各戸のベランダですが、ここはとても劣化。
ベランダに出るのはかなりキケンと思うんだけど大丈夫でしょうか。

最高です。かっこいいとしか言えない。
しかも無人物件ではなく、がっちり住人で埋まっています。そこが良いのです。

螺旋の最上部。

どうなってるんですかここのアパートは。芸術の領域にあると思う。

電力集合メーター部。

緑地を見下ろします。 住民がつくった近道が対角線につながっています。

すごい。焼けたようなキャビネットと「消火栓」の明朝体。
きっとドアがはずれるんでしょうね、巻かれた針金がシャビー。

階段室で見かけました。

こちらの消火装置はドアがもう無いです。

長年(ちょうど50年)人の移動で 階段はこのようになりました。

反り返った庇をもう一度。

ベランダと落ちた破片。コンクリブロックたち。

角の部分はちょっとしたスペースになっています。
いまはタイヤが入っているようだ。

・・・・。あら? 突然景色が変わったけど・・。
なんだかすごいところに来ちゃいました・・・・。
こんな景色を見ることができて生きてて良かったです。

ひぇ・・・

階段を渡ってみました。

うっ・・・鼻血ブーです。すごすぎの光景。
下層の屋上に物干しざおの大群が。

うーん、素晴らしすぎて涙チョチョ切れ!
でもここ、当時はきっと最新鋭の団地ですね。機能的だし画期的な表情が随所に。

洗濯ものが一枚もなくて良かったです。写真撮れなくなりますもん。

一階上へ移動して帰ります。

さっき渡ってきた階段。

煙突もいいでしょ。
そして物干しコーナーと廊下の境界にある塀もいいでしょ。
そして物干しコーナーと廊下の境界にある塀もいいでしょ。

全景。通過者でなく、ここに住んでみたい!
超ミニミニムービー
別棟に移動。
収納庫つきの玄関が並んでいる。
ここも相当な魅力を感じずにいられない物件。

棟の連結部。つなぎ目にスキマができちゃっている。大丈夫!?

シャッターアート。海面を泳いでいる構図もいいし目がすごい。

さっきの物干しスペースの下部。会社が入居していました。

この幼児向け道具を使っていた子は、きっと大人になっているでしょう。

バラック物置

別の集合住宅。スケールが大きい!

玄関部の照明。電球の形まで絵になってる。

巨大・・・!

別の物件。
カッコイイというか、渋いというか、可愛いというか・・・レベルの高い個性豊かな建築が、次から次へと現れてくれます。


倒れたコンクリと緑と花。時間や命を感じさせられます。

この玄関もまた違った意匠です。

シャッターアート




