白鳥湖とホテル廃墟のある土地
北海道の国道36号線、新千歳空港と苫小牧市の間に野鳥のサンクチュアリ「ウトナイ湖」がある。
そのウトナイ湖のやや北西にはゴルフ場と小さな湖沼が多くあり、その中で「丹治沼」というところが個人的に気に入っている場所。丹治沼というか、地元では白鳥湖と呼びますけど。
昔、「白鳥湖遊園地」という小さなレジャーランドがありました。
以下は2011年に撮影した「白鳥湖遊園地」写真。
今年はどうなっているかなーと思い行ってみたけど、結果的には車両通行止めにされてしまっていて断念。
仕方がないんで、近くにある「ホテルエンペラー」の廃墟を眺めにGO。
現在この廃墟のある広い土地は民間企業が所有しており、会社の事務所などを建てて活用している。
ぼーっと鑑賞していたら、「なにかありましたか」と社員のおばちゃんに声を掛けられた。
「すごい廃墟なので眺めてました」とそのまんまのことを言うと、意外にも話が盛り上がり、
「この土地は買ったばかりだけどこれでも相当片づけたんですよ~。
社長は気さくで働き心地がいいの。今社長いればホテル見せてもらえるのにねー」
社長は気さくで働き心地がいいの。今社長いればホテル見せてもらえるのにねー」
とても話しやすい社員さんと気さくらしい社長さん。
そういう生き生きとした社員で構成される会社の土地に、本物のラブホ廃墟がある光景はなかなかレアであった。