室蘭 東町の汐見団地が消えた
2022年9月下旬、解体後の様子。
まるで長い夢だったかのように無くなってしまった。
場所はイオン室蘭店とNTT室蘭支店の間、
周辺の解体が終わり、異様に広大な更地になっている。
東町汐見団地は過去記事をご覧いただければ古い建築年(昭和36年~40年)の割に、螺旋階段や洗濯干しテラスなど、何ともモダンなデザインだったことを実感できると思う。
◆2016年の記事
※Googleマップ(空撮レイヤ) 2022年より。
自分が最後に見たのはいつだったろうかと思い、調べると2021年の2月14日だった。
このときの写真はまだブログ掲載していないようなので、以下に掲載しておきます。
もうここに行っても、無いんだなぁ。
一階にはいろんな中小企業が入居していた。
その上のテラス部分が広い物干しコーナー。
過去記事にその光景が写っているからぜひ見てください。
物置き部
住人はいないけど中はびっしり残置されています。
昭和の少年たちの憧れ、変速機つきのジュニアサイクルも放置。
これもし自分にもらえれば、かなりピカピカに磨いて修理できるんだけどな…。
東町汐見団地39-1RCは昭和39年の竣工。
一階のテナント面にはシャッターが続いており、素晴らしいアートを楽しめる。クオリティがすごいんだよね。
たしか室蘭の学校の美術の先生が描いたとかなんとか・・・という記憶がある。
東町汐見団地、高度成長期の室蘭市民の生活を支え続け、約60年間お疲れさまでした。